2015年1月2日、中國広播網(wǎng)は、中國臓器提供?移植委員會がこのほど、死刑囚を臓器提供者（ドナー）とする臓器移植を1日から全面停止したことを受け、「移植の唯一の道は市民の自発的な臓器提供のみとなった」と伝えた。

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中國ではこれまで、死刑囚からの臓器移植が広く行われており、自発的な臓器提供率は非常に低く、重視もされてこなかった。また、移植サービスの不透明性も指摘され、関係者による金銭交渉、司法関係者の腐敗なども問題となっていた。

中國で長く臓器移植に攜わってきた醫(yī)師の1人は「死刑囚からの臓器移植手術(shù)は、醫(yī)師からすればほかに道がなく、罪悪感にさいなまれる行為だった」と語る。中國でいくら手術(shù)例を積み重ねようと、臓器の提供元が死刑囚だったため、國際學(xué)界では論文が受け入れられなかった。

また、文化や習(xí)慣の違いから、中國市民の間には自発的な臓器提供の動きがなかなか広がらずにいる。しかし、今回の措置を受け、市民の意識も徐々に変化するとの見方も出ている。（翻訳?編集/AA）