2015年1月2日、中國の掲示板サイトに、「日本の11人が死亡した將棋倒し事故では12人が書類送検され、市長が引責(zé)辭任した」と題するスレッドが立った。

【その他の寫真】

スレ主は、「2001年7月21日、兵庫県明石市で開催された花火大會で、11人が死亡する將棋倒し事故が発生した。事故後、警備に不備があったとして、明石市と警察、警備會社の12人が書類送検され、有罪が確定した警察官もいる。明石市長は引責(zé)辭任した」と伝えた。

スレ主はまた、「日本では事故後、DJ警察官と呼ばれる心理誘導(dǎo)隊(duì)が設(shè)立され、高い所から上手に人々を誘導(dǎo)することに成功している」と、事故後の対応を評価している。

中國では、上海市で將棋倒しによって36人が死亡、47人が負(fù)傷する事故が起きており、日本で起きた同様の事故後の対応に、中國のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「日本の例を出すなよ。日本の役人は羞恥心がある。わが國とは國情が違うんだよ」

「日本の民衆(zhòng)には権利がある。でも中國の民衆(zhòng)には権利もなにもない。すべては（中國共産）黨頼みなのだ」

「われわれの指導(dǎo)者は常に正しい。問責(zé)されることも辭任することもない」

「苦労して役人になったんだ。辭めるわけがないだろ」

「上海市長は民主的な選挙で選ばれたわけじゃないからな。辭める理由がない」

「人民が選んだのではなく、指導(dǎo)者が選んだ市長だ。指導(dǎo)者に対して責(zé)任を取ればよいだけで、市民に対して責(zé)任を取る必要はない」

「われわれの（役人の）面の皮は、半端ない厚さだからな」（翻訳?編集/山中）