2015年1月2日、中國(guó)中央電視臺(tái)（CCTV）の番組「経済30分」は特集「解明：ごみに包囲された都市」を放送した。

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中國(guó)のドキュメンタリー作家?王久良（ワン?ジウリアン）氏は12月に新作「プラスチック?チャイナ」を発表した。世界中のごみ、とりわけプラスチックごみが中國(guó)に輸出されている現(xiàn)狀を描いている。11年、中國(guó)は米國(guó)から115億4000萬(wàn)ドル（約1390億円）ものごみを輸入した。対米輸入総額の11％に相當(dāng)する。

沿海部の省には必ず大型のプラスチックゴミ回収地域が存在する。輸入したごみを分別し売卻する産業(yè)だ。20年以上にわたりごみ産業(yè)は続いているが、その弊害は大きい。第一に環(huán)境汚染。さまざまな化學(xué)物質(zhì)が大気や水を汚染している。河川が汚染され魚が全滅した事例すらある。第二に労働者の健康被害だ。農(nóng)村の女性が働いているケースが多い。ある女性は20年以上もごみ産業(yè)で働いているが、給料はわずかに月700元（約1萬(wàn)3600円）程度。関節(jié)は変形しねじ曲がり、大きな腫瘤もできている。子どもを現(xiàn)場(chǎng)に連れているケースもあるが、廃棄された注射ごみを玩具にしている光景もあった。病気に感染するリスクも少なくない。

世界のごみが流入する現(xiàn)狀を伝えた番組は、このままでは美しい中國(guó)は世界のごみ捨て場(chǎng)になってしまうと警告している。（翻訳?編集/KT）