2015年1月5日、河南安陽テレビはこのほど、中學(xué)生が拾った3700元（約6萬8000円）を警察へ屆けたところ、持ち主の所には1500元（約2萬9000円）しか戻らなかったというニュースを伝えた。

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報道によると、12月25日、河南省安陽市に住む2人の中學(xué)生がマンション入り口で財布を拾った。財布の中に3700元入っていることを警備員らと共に確認した後、警察へ屆けたが、4日後に落とし主が現(xiàn)れた時には、1500元しか戻ってこなかったという。

このニュースがテレビで報道されてから、警察當(dāng)局は捜査を開始、擔(dān)當(dāng)した警察官がネコババしていたことが判明した。この警察官は過ちを認めて自主的にお金を持ち主に返したため、行政撤職（職務(wù)は解かれるが公務(wù)員の立場はそのままであり、免職とは異なる）と共に1年間の留黨観察処分になった。

この地方ニュースが中國版ツイッター?微博（ウェイボー）でも伝えられたところ、多くのコメントが寄せられた。

「この警察官はいい人だよ。ほかの警察官だったら1元も戻ってこなかったと思うぞ」

「中學(xué)生にも劣る品性で、なんで警察官になれたんだよ！」

「まあ、これが現(xiàn)実だな」

「留黨観察処分というのはいいな。民衆(zhòng)が汚染されないで済む」

「こんな人間を1年間も観察するなんて、摩訶不思議な組織だな」

「こういう人間が警察と共産黨に殘ることができるというのは、警察や共産黨がどういう人間たちなのかをよく示している」

「警察は罪を犯してもいいのか！法律って民衆(zhòng)にしか適用されないんだな」

「警察官の立場を失い、道徳心も失っているのに、警察に留まれるというのは、警察へのものすごい侮辱と皮肉だな」

「民衆(zhòng)はこのような人間はいらないので、黨に殘しておいてください」（翻訳?編集/山中）