2015年1月4日、終戦から70年を迎える今年、安倍首相は外交の重點(diǎn)を米國(guó)に置く。安倍首相は4月末から5月初旬にかけて訪米し、そこで第二次世界大戦に関する演説を行い、米國(guó)という「第三者」を通じてアジアの隣國(guó)にメッセージを送る意向を見(jiàn)せている。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)が伝えた。

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安倍首相は今回の訪米で、新防衛(wèi)ガイドラインの最終調(diào)整を行う見(jiàn)込み。交渉中のTPP（環(huán)太平洋連攜協(xié)定）も妥結(jié)を控え、安倍首相は米國(guó)との防衛(wèi)、経済における互恵的政策をアピールできることになる。また、集団的自衛(wèi)権行使に関する法案がまとめられ、これにより米軍との協(xié)力の枠組みが拡大する。安倍首相は法案の進(jìn)展を、直接オバマ大統(tǒng)領(lǐng)に伝えることを目指している。

安倍首相が戦爭(zhēng)に関する演説を行うことには特別な意味があると報(bào)じられている。かつて敵國(guó)どうしだった日米は、戦後同盟関係を強(qiáng)化し続けてきた。その一方で、米國(guó)は安倍首相の歴史認(rèn)識(shí)が中韓との関係改善を妨げていることを懸念している。安倍首相が米國(guó)で演説する目的は、日本の外交政策に対する米國(guó)および世界各國(guó)の不安を取り除くためだといわれる。

キッシンジャー元國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は、安倍政権の今後について以下のように語(yǔ)っている。「攻撃的な外交を選べば、近隣國(guó)の不安を呼ぶことになる。日本は今後國(guó)際社會(huì)でどのような貢獻(xiàn)がしたいのかを議論する必要がある。安倍首相は強(qiáng)力な指導(dǎo)者だ。衆(zhòng)院選で圧勝し、外交を推進(jìn)する十分な條件が整った。日米関係を強(qiáng)化すると同時(shí)に、近隣國(guó)と新たな関係作りをしなければならない」（翻訳?編集/岡本悠馬）