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4日、世界各國で処理できないプラスチックごみや産業(yè)廃棄物、醫(yī)療廃棄物が大量に中國へと流れ込んでいる。その結果、中國各地で深刻な環(huán)境汚染を引き起こしている。寫真は武漢の湖のほとりにできたごみ山。
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2015年1月4日、世界各國で処理できないプラスチックごみや産業(yè)廃棄物、醫(yī)療廃棄物が大量に中國へと流れ込んでいる。その結果、中國各地で深刻な環(huán)境汚染を引き起こしている。新華社が伝えた。
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ドキュメンタリー映畫「プラスチック王國」の監(jiān)督?王久良(ワン?ジウリアン)氏は、米國をはじめとする海外から大量のプラスチックごみが中國に輸入されていることを映畫のなかで明らかにした。
中國沿海部のほとんどの都市には大規(guī)模なプラスチック再生工場が存在する。そこで働くのは近隣に住む農民たちで、その多くが女性だ。従業(yè)員は月700?800元(約1萬4000?1萬6000円)の給料でごみの仕分けをする。工場の敷地內に山と積まれたプラスチックごみは、米國やドイツ、フランス、オーストラリア、韓國などさまざまな國から運ばれて來たものだ。
こうしたごみのなかには、危険な劇薬が入ったままの物もある。仕分けの際に劇薬を浴びて指を無くしてしまった女性もいる。悪臭が漂い、ハエが飛び交うプラスチックごみの山では、工場で働く女性の子供たちが無邪気に遊ぶ。工場で燃やすごみからは有毒なガスが発生するが、マスクをしている人は少數(shù)だ。
プラスチックごみのなかには醫(yī)療廃棄物も多數(shù)含まれている。子供たちにとっては見慣れない物はすべておもちゃになる。細菌やウイルスが付著している可能性があるごみを觸ってけがをすることもよくあるという。ここで働く大人たちは自分や子供たちに健康被害が出る危険性を理解している。だが、子供を家に1人で置いてはおけない。
「空気も悪いし、水も汚染されている。でもごみ再生工場がなければ生きていけない」と大人たちは話す。問題なのはこうした工場が中國各地に存在することだ。中國はすでに世界のごみ捨て場になっている。この狀況を阻止しなければ、この國は將來大きな災いに見舞われるだろう。(翻訳?編集/本郷)
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