2015年1月7日、中國(guó)吉林省延辺朝鮮族自治州和竜市南坪村人民政府の役人4人が、昨年9月に越境してきた北朝鮮人に一家3人が殺害された事件の遺族を訪問(wèn)し、見(jiàn)舞金と遺族全員の最低生活保障証（生活保護(hù)受給証）を手渡した。中國(guó)紙?新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

昨年9月、北朝鮮から越境した男が南坪村の民家に押し入り、60代の夫婦2人とその息子を殺害。攜帯電話や現(xiàn)金を強(qiáng)奪する事件が発生した。男は北朝鮮に戻る際に、北朝鮮の國(guó)境警備隊(duì)に逮捕されている。その半月後、殺された夫婦の娘が地元政府に生活保護(hù)を申請(qǐng)したが、「條件を満たしていない」との理由で卻下されたという。

昨年12月27日に同じ南坪村で脫北した北朝鮮兵士が住民4人を殺害したと韓國(guó)メディアが伝えたことで、9月の殺人事件も公になった。今回、南坪村人民政府は9月の事件の遺族に対し、対応が遅れたことを謝罪。見(jiàn)舞金3000元（約6萬(wàn)円）と遺族全員の生活保護(hù)受給証を手渡した。

中國(guó)のネットユーザーはこの記事に大きな関心を寄せている。新京報(bào)のサイトにはこれまでに8000件を超えるコメントの書(shū)き込みがあり、17萬(wàn)人の支持を集めている。

「韓國(guó)メディアの報(bào)道がなかったら、2件の殺人は永遠(yuǎn)に闇の中だったよな」

「報(bào)道されなければ政府は知らん顔できたのにね」

「たったの3000元？今どき何が買(mǎi)えるっていうんだ」

「われわれの納稅は何のため？何のための兵役？」

「3000元ということは、1人の命が1000元（約2萬(wàn)円）ってことか」

「人民政府は韓國(guó)メディアを恨んでるだろうな」（翻訳?編集/本郷）