2015年1月14日、スイスUBS銀行の推計(jì)によると、昨年第4四半期、アップルのiPhone販売臺(tái)數(shù)は6930萬臺(tái)に達(dá)し、そのうち中國エリアの販売が35％を占め、米國エリアの24％を大きく上回った。中國は初めてiPhone最大の販売市場(chǎng)となった。中國日?qǐng)?bào)網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

▽中國、アップル最大の顧客に

UBS銀行アナリストのSteven Milunovich氏によると、iPhoneの中國エリアの需要は大きく伸びており、昨年第4四半期は全體の35％に達(dá)した。この割合は前年同期、22％に過ぎなかった。iPhone最大の市場(chǎng)だった米國エリアの割合は24％にとどまり、一年前の29％から縮小した。

アップルCEOのティム?クック氏が10月に発表したデータによると、中國のアップルショップ15店舗を訪れる客は一日75萬人に達(dá)する。アップルは今後數(shù)年で、中國の販売店を15店舗から40店舗に増やすとしている。米CNNの報(bào)道によると、クック氏は2013年10月、中國はアップル最大の顧客となるとの見通しを示していた。

▽新iPhoneは中國でなぜ人気か

iPhoneが中國市場(chǎng)で人気を博しているのには次の2つの原因が挙げられる。

第一に、中國の消費(fèi)者の間で大畫面の新製品「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の評(píng)判が高いこと。両製品の中國本土での予約受付は昨年10月10日に始まったが、3日後には通販サイト「京東商城」の予約臺(tái)數(shù)が1000萬臺(tái)に迫り、3大通信キャリアとその他の通販サイトを合わせた予約臺(tái)數(shù)は2000萬臺(tái)を超えた。アナリストによると、iPhoneとりわけiPhone 6 plusは今春も中國で力強(qiáng)い需要があると見られる。中國のiPhone人気の原因はまず、iPhoneを持っていることがステイタスシンボルになることが挙げられる。サイズが小さいためにこれまで抑えられて來たステイタスシンボルとしての価値が、大畫面製品の登場(chǎng)によってさらに高まったと考えられる。またアジアでは、資源に限りがあるという意識(shí)があるために、一つの商品にできるだけ多くの機(jī)能を求める。iPhone 6 Plusはタブレットと攜帯の両方を兼ね備えていることが人気を呼んだ。iPhone 6 Plusはさらに、バッテリーの持続時(shí)間が大きく伸びたことも魅力となった。

第二に、中國最大の通信キャリアの中國移動(dòng)（チャイナ?モバイル）との協(xié)力が功を奏したこと。アップルは公式サイトで2013年末、中國移動(dòng)と合意を締結(jié)し、中國移動(dòng)版の「iPhone 5c」と「iPhone 5s」を翌年1月17日から発売すると発表した。予約は1月25日からの受け付けとなった。中國移動(dòng)にとっては自社版iPhoneの6年越しの実現(xiàn)となった。アップルにとっては、中國最大の通信キャリアと協(xié)力することで中國市場(chǎng)の開拓を進(jìn)めるねらいがあった。iPhone 6の爆発的な売り上げの裏にもこの協(xié)力があったと見られる。

▽世界最大のスマートフォン市場(chǎng)

中國のスマートフォン市場(chǎng)はもともと大きく、スマートフォンの総販売臺(tái)數(shù)は米國の3倍に達(dá)する。

シンクタンク企業(yè)の中國インターネット実験室が行った昨年のスマートフォン産業(yè)についての報(bào)告によると、世界のスマートフォン市場(chǎng)は13億臺(tái)に迫り、そのうち中國市場(chǎng)が3億6000萬臺(tái)を占めている。

2014年は、スマートフォンやスマートテレビのインターネット化が進(jìn)んだ年と言える。付加価値も再び高まりを見せ、技術(shù)革新がクローズアップされるようになり、數(shù)量の拡大を求める傾向は薄れた。インターネット実験室の方興東（ファン?シンドン）董事長(zhǎng)（會(huì)長(zhǎng)）によると、スマートフォンは、今後10年の世界市場(chǎng)にとってのエンジンとなると同時(shí)に、中國企業(yè)のグローバル発展にとっての有効な手段ともなる。中國のスマートフォン販売臺(tái)數(shù)は米國の3倍で、モバイルインターネットの利用者は米國の5倍に達(dá)する。攜帯電話産業(yè)の中心は今後、米國から中國へと転換していくものと見られる。

▽世界市場(chǎng)に登場(chǎng)した中國のスマートフォンメーカー

世界のスマートフォン市場(chǎng)の主役は依然としてサムスンとアップルだが、中國企業(yè)も勢(shì)力を伸ばしつつあり、これら大手2社、とりわけサムスンに圧力を加えている。サムスンの世界市場(chǎng)シェアは昨年、9ポイント低下した。

市場(chǎng)リサーチ?xí)纭窯artner」が発表した昨年第3四半期の世界攜帯電話市場(chǎng)統(tǒng)計(jì)によると、同期の世界のスマートフォン販売臺(tái)數(shù)は前年同期比20％増の3億100萬臺(tái)だった。攜帯電話メーカートップ5を見ると、中國ブランドが華為?小米?レノボと3社ランクインし、これら3社の合計(jì)シェアは前年同期比で4．1ポイント上昇した。サムスンとアップルの合計(jì)シェアはこれに対し、同比7ポイント低い37％だった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MA?編集/武藤）