Record China 2015年1月20日(火) 15時30分
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16日、中國のネットでは昨年、「お金持ちはわがまま」が流行語となった。だが世の中には、「金持ち」よりもずっとわがままな人がいる。願っても得られないような高學(xué)歴や羨望の的となる高賃金に満足せず、若者らしい冒険心で世界に飛び出す人々だ。
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2015年1月16日、中國のネットでは昨年、「お金持ちはわがまま」が流行語となった。だが世の中には、「金持ち」よりもずっとわがままな人がいる。願っても得られないような高學(xué)歴や羨望の的となる高賃金に満足せず、若者らしい冒険心で世界に飛び出す人々だ。中國の起業(yè)の中心となりつつあるこれらの人々は、どのような世界を切り開こうとしているのだろうか。新華網(wǎng)が伝えた。
【その他の寫真】
▽アルパカ肉の販売を夢見るハーバードの大學(xué)院生
今年は未年。アルパカ(中國語:羊駝)は中國でも「萌」える動物としてよく知られるが、食べたことのあるという人はさすがにまれだろう。そんなアルパカ肉を仲間とともに中國で売ろうとしているのが、米ハーバード大の大學(xué)院に通う覃叩(タン?コウ)さんだ。成都でのアルパカ料理の限定販売も準(zhǔn)備中だという。
ハーバードの大學(xué)院で公共衛(wèi)生管理を?qū)Wぶ覃さんは、世界の科學(xué)誌「ネイチャー」に論文を発表したこともあるという秀才で、ほかの學(xué)生からも一目置かれている。だが昨年9月にアルパカに出會って以來、アルパカの肉と毛織物を販売する企業(yè)を起こすことが夢となった。
覃さんがアルパカを初めて見たのは、ボストンの農(nóng)場でのこと。JPモルガン?チェースのインターンの上海出身の王怡晨(ワン?イーチェン)さんと訪れた農(nóng)場で、中國では「神獣」とも呼ばれるアルパカを初めてすぐそばで見た。農(nóng)場の近くで、アルパカの毛でニット帽やマフラーを編むおばあさんに會った。話を聞くと、アルパカの毛は「ソフトな金」とも呼ばれるほど貴重なもので、ウールよりも軽くて暖かいという。値段が高かったが、気に入った二人はそろって購入した。
中國ではアルパカが人気だが、実物は少ない。アルパカの関連製品には中國でビジネスチャンスがある。そう思った二人が調(diào)べると、アルパカは世界に約300萬頭おり、その90%以上は南米のペルーやチリの高原に生息する。ペルーなどでは、羊の肉と同じようにアルパカ肉が食用とされていることもわかった。「アルパカの肉と毛織物を中國に売る最初のチームになろう」。起業(yè)のアイデアはこうして生まれた。
▽路上の軽食を売り出す高學(xué)歴者たち
路上で売っているような軽食を高學(xué)歴者が売っているというと、社會の関心は俄然(がぜん)高まる。大學(xué)に行ってさらに修士號まで取った人が、もっと見栄えのする業(yè)界に入らず、「煎餅」(中國風(fēng)クレープ)を焼いたり「米粉」(ビーフン)をゆでたり中國風(fēng)ハンバーガーを売ったりしている。高學(xué)歴者らしい売り込み技術(shù)や成功の秘けつでもあるのか。
北京環(huán)球金融センター西エリアの地下を歩くと、20平米もない小さな一角に「伏牛堂米粉」の看板がかかっている。時折通りかかる人が中を覗いて、「誰も並んでいないのか、閑古鳥だな」などと聲をかけると、店主の張?zhí)煲唬ē弗悭?ティエンイー)さんは「いつもこんなもんです。まあゆっくり米粉を作りますよ」などと笑って答える。北京大學(xué)法學(xué)修士、張さんの別の顔だ。
中國では最近、高學(xué)歴者が路上の伝統(tǒng)的な軽食の販売に進(jìn)出し始めている。煎餅チェーン「黃太吉」は創(chuàng)業(yè)2年で有名店となり、煎餅以外への進(jìn)出をはかっている。中國風(fēng)ハンバーガーのチェーン「西少爺」の創(chuàng)始者のIT企業(yè)出身の4人は新たなチェーン作りに奔走していた。
1990年代生まれの張さん。本來なら、環(huán)球金融センターの法律事務(wù)所にいて、企業(yè)上場のために書類を持って急ぎ回っていてもおかしくない。だが今は、地下1階で3人の協(xié)力者とともに、毎日150杯の米粉をこしらえる。スープを煮込み、電話を取り、トレイを運び、ゴミを処理する。朝6時に起きて準(zhǔn)備し、夜は10時まで働く。
「理想の仕事に就くのは難しいけど、納得できない仕事はしたくない。そう思って起業(yè)を選んだ」。張さんには夢がある。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MA?編集/武藤)
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