2015年1月16日、米國の歴史教科書に記載された慰安婦に関する內(nèi)容について、日本政府から修正するよう要請を受けていた米ニューヨークの出版社が、要請を拒否した。米紙ウォール?ストリート?ジャーナルが報じた。

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ウォール?ストリート?ジャーナルは15日、ニューヨークに本社を置く出版社マグロウヒル?エデュケーションが、同社が出版する教科書の中の慰安婦に関する記述を修正するよう日本政府から要請されていたが、これを拒否したと報じた。

問題となっているのは、「伝統(tǒng)と交流：過去に対する世界的な視點(diǎn)」と題する章の中で、第二次世界大戦の際、日本軍により強(qiáng)制的に慰安婦にさせられた女性らが慰安所で働かされたと記述されている部分で、2人の歴史學(xué)者によって書かれている。慰安婦について、1930年代から1940年代にわたり、多くは韓國人だった女性らが日本軍によって強(qiáng)制的に慰安所で働かされたと記述されているという。また、「日本軍は、14歳?20歳の約20萬人の女性を強(qiáng)制的に募集、徴用し、“慰安所”と呼ばれる日本軍の売春宿で強(qiáng)制的に働かせた」と記述されている。また、日本軍が「慰安所の運(yùn)営を隠すために多數(shù)の慰安婦を殺害した」とも記述されているという。

同社は15日に聲明を発表し、教科書に記述された內(nèi)容は「學(xué)者らが慰安婦に関する歴史的事実に基づいたものであり、當(dāng)社は執(zhí)筆者たちの記述、研究、表現(xiàn)を明白に支持する」と述べた。執(zhí)筆者の1人であるハワイ大學(xué)マノア校のハーバート?ジーグラー準(zhǔn)教授は、日本政府の関係者から出版社と準(zhǔn)教授それぞれに連絡(luò)があり、侮辱的な記述を修正するよう求められたことを電子メールで明らかにしており、出版社も準(zhǔn)教授も日本政府のそのような考え方を受け入れていないと述べている。（翻訳?編集/Yasuda）