2015年1月15日、米紙ニューヨーク?タイムズは、中國(guó)で最近多発している中國(guó)人乗客による航空トラブルを取り上げた。17日付で中國(guó)?參考消息が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

今月10日、中國(guó)?雲(yún)南省の昆明空港で、悪天候で機(jī)內(nèi)に長(zhǎng)時(shí)間閉じ込められた乗客が機(jī)內(nèi)の非常ドアを開(kāi)け、同機(jī)の離陸を阻止する事件が発生。乗客25人が地元警察に連行される事態(tài)となった。また12日には、重慶空港に著陸した中國(guó)西部航空PN6272便の機(jī)內(nèi)で、男性乗客が非常ドアを開(kāi)けたため、緊急脫出用スライドも開(kāi)く事件が起きた。この乗客は航空會(huì)社から10萬(wàn)元（約200萬(wàn)円）以上の損害賠償を請(qǐng)求される可能性が高いという。

定刻運(yùn)航率が世界最悪なのは中國(guó)の空港だ。出発の遅延に怒った乗客による暴力事件も多発している。河南省の鄭州空港では昨年、乗客が亂闘騒ぎを起こした。同12月にはタイ?エアアジアの機(jī)內(nèi)で、中國(guó)人乗客が客室乗務(wù)員にカップ麺用の熱湯をかける騒ぎがあった。

中國(guó)人乗客によるトラブル続出について、中國(guó)のネット上では「現(xiàn)行法での罰則があまりにも軽すぎる」との批判が噴出した。非常ドアの開(kāi)放や乗務(wù)員の業(yè)務(wù)妨害などの行為は、米國(guó)では最高で懲役20年または罰金6萬(wàn)ドル（約700萬(wàn)円）に相當(dāng)する。（翻訳?編集/本郷）