2015年1月19日、岸田外相が、中印が領(lǐng)有権を爭(zhēng)うインド北東部アルナチャル?プラデシュ州を「インドの領(lǐng)土」であると発言したことに関し、臺(tái)灣?中央研究院の林泉忠（リン?チュアンジョン）近代史研究所副研究員は、「他國(guó)の係爭(zhēng)について帰屬を明言するのはまれなことであり、これが日本の戦後外交の一貫したやり方だ」と述べた。參考消息が伝えた。

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林氏は、岸田外相は日印の特殊なパートナーシップを強(qiáng)調(diào)し、協(xié)力関係を強(qiáng)化して中國(guó)をけん制する狙いがあると述べ、「中國(guó)は北方領(lǐng)土について日本の立場(chǎng)を支持する立場(chǎng)を改めることを検討してもよい」と語った。

昨年の日中首脳會(huì)談後、両國(guó)関係の緊張は緩和されたかにみえるが、林氏は「安倍首相の中國(guó)封じ込め政策は変化しておらず、今回の岸田外相の発言がそれをよく物語っている。中國(guó)は安倍氏の立場(chǎng)をよく理解しただろう」と述べた。日本は中國(guó)をけん制する必要があり、中國(guó)を警戒するインドのモディ首相と安倍首相は親しい関係にある。林氏は、日印首脳の協(xié)力関係は「普通ではない」として、「岸田外相がインドの機(jī)嫌をとって共同で中國(guó)をけん制しようとしている」と述べた。

だが、林氏は「岸田氏の発言は高くつく」として、日本とロシアの間で領(lǐng)有権問題の存在する北方四島について、中國(guó)は日本支持から中立、あるいはロシア支持に立場(chǎng)を変更することを検討してもよいと述べた。林氏は「今すぐではなく、中國(guó)がロシアの支持を必要とする機(jī)會(huì)を待って動(dòng)くかもしれない」と語った。（翻訳?編集/岡本悠馬）