訪日中國人女性の目に涙、「先に行って!私はもういいの」と言いたかったが…―中國ネット

Record China    2015年1月22日(木) 1時22分

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21日、中國のインターネット上にこのほど、北京在住の20代の女子大生が北海道でスキーをしたときのことをつづった體験談が掲載された。寫真はサッポロテイネ。

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2015年1月21日、中國のインターネット上にこのほど、北京在住の20代の女子大生が北海道でスキーをしたときのことをつづった體験談が掲載された。

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冬の北海道に來たら、溫泉だけでなくスキーも楽しむべきだ。札幌は冬季五輪を開催した都市でもあり、施設は非常に整っている。北京のように、週末になると人でごった返し、人工雪のコースで滑っても気持ち良くないスキー場とはまったく異なる。もとは札幌國際スキー場に行こうと計畫していたが、専用のバスに乗り遅れたため、仕方なく近くの「テイネ」というスキー場に向かった。

私は北京でスキーをした経験があったため、最初から中級コースにチャレンジしたが、結果は「悲劇」と言うしかなかった。このスキー場は中級コースでもかなり急な坂になっていて、友人は20メートル滑っただけで心が折れ、スキー板を擔いで引き返してしまった。一方、あきらめの悪い私は、再び急な斜面に挑戦したが、5メートル滑っては10メートル転がるの繰り返しで、體中が痛くなってしまった。

そのとき、1人のおじさんが現(xiàn)れた。私の橫を優(yōu)雅に滑り、5メートル前で止まった。彼はつたない英語で助けが必要かと聞いてきた。投げ出された私のスキー板を拾ってはかせてくれた後、親切にも滑り方を教えてくれた。しかし、私はその後も転び続け、目には涙が浮かんできた。私は心の中で「先に行って!私はもういいの」と言いたかったが、おじさんは私に付き添ってふもとまで歩いてくれた。今度は感動で涙があふれてきた。

その後、彼はゴンドラに乗り、簡単なコースに案內(nèi)してくれた。札幌市內(nèi)の高校の體育の先生だそうで、生徒も滑りに來ているという。私は何度も「ありがとう」とお禮を言った。異國の地で見た美しい冬景色に私は身震いしたが、もっと印象深かったのは北海道で出會った人の溫かさだった。(翻訳?編集/北田

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