Record China 2015年1月30日(金) 4時37分
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29日、「世界僑商イノベーションセンター」建設(shè)計(jì)畫フォーラムがこのほど北京で開催された。寫真は北京で販売されている「喜羊羊と灰太狼」のキャラクターグッズ。
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2015年1月29日、「世界僑商イノベーションセンター」建設(shè)計(jì)畫フォーラムがこのほど北京で開催された。同フォーラムに出席した國內(nèi)外の専門學(xué)者や僑商代表ら20人は首都鋼鉄工場跡地を訪れ見學(xué)すると同時に、「世界僑商イノベーションセンター」の各プロジェクトについて提案を行った。その中の1人で、僑商と學(xué)者の2つの肩書を持つ在日華人の顔兵(イエン?ビン)氏がこのほどインタビューに応じた。中國新聞社が伝えた。
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「ここには、何世代もの人々の思い出がある。もし、これを改造して、アニメ?漫畫のテーマと結(jié)びつければ、新しい文化テーマパークになるだろう」。 顔氏は、首都鋼鉄工場跡地の古い溶鉱爐を前にたたずみ、長い間それを観察していた。顔氏が見たところ、この歴史の記憶を伴った廃墟と心の中のアニメ?漫畫テーマパークは、図らずしも一致していた。近年、「アニメ?マンガ強(qiáng)國ならぬアニメ?マンガ大國」だという外部からの中國への評価について、顔氏は、「中國のアニメ?マンガ創(chuàng)作に欠けているのは人材育成システムだ。さらに、テーマ選びが極度に限定されていることが、中國が日本に代わって世界最大の動畫制作大國になることを難しくしている」と語る。
顔氏は、「しかし、中國アニメ?漫畫の驚異的な発展速度は、周囲の注目を一身に集めており、批判によってその歩みを阻害してはならない」として、「外部が中國のアニメ?漫畫産業(yè)の『拿來主義』(外國の良いものを取り入れ自國の発展に役立てる主義)や革新性の欠如を批判している時、中國のデジタルスクリーン上のアニメ?漫畫は、すでに音楽やゲーム、デジタル?エンタメ?メディアとのジャンルの垣根を越えることに成功している」と指摘する。
中國國産アニメとデジタルメディアについて、顔氏は「デジタル方式による物語や創(chuàng)造性の展開は、現(xiàn)代のテーマパークブームの背景になっている。そして、これが新しい消費(fèi)モデルを促している」と語った。
「アニメ?漫畫の生産は宣伝コストの増加を意味しており、アニメ?漫畫の発展と経済の発展は密接にリンクしている?,F(xiàn)在、世界に影響を與えているのは、日本のアニメクリエイターの初期の頃の作品だ。中國の経済の急速な発展にともない、中國のアニメ?動畫の名作も遠(yuǎn)くない將來登場するだろう。特に、後発である中國のアニメ?漫畫産業(yè)のニューメディアやSNS((ソーシャル?ネットワーキング?サービス)もすでに他國を追い越している。これらのビジネスモデルのイノベーションもアニメ?漫畫関連産業(yè)の繁栄を後押しする」。
中國オリジナルアニメ「喜羊羊と灰太狼」は、2005年の放送開始直後から中國全土で大ブームを引き起こした。顔氏も、このオリジナルアニメに注目していたという。従來とは異なる中國オリジナルアニメ時代の幕を開けたのがこのアニメの登場だったと考えているからだ。
「まだ不足している部分があるにしても、このアニメ作品は、內(nèi)容や技術(shù)、産業(yè)化の推進(jìn)の上でも大きな革新が見られた。ここから見ても、中國のアニメは、すでにある一定のレベルを備えている」。
顔氏は、最後に中國アニメ?漫畫界に対して自分の意見を述べた。「中國アニメ?漫畫や関連産業(yè)の當(dāng)面の急務(wù)は、低年齢化路線からの脫卻や各年代の異なる精神的な需要を重視し、內(nèi)容を優(yōu)先したアニメ作りをすることだ。重要なのは、子供だけでなく、大人の観客を取り込むことだ」。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤)
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