2015年2月8日、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）にこのほど、日本で生活する在日中國人が日本の「本當の姿」を伝える書き込みがあった。

【その他の寫真】

日本では最近、外國人が日本や日本人を褒める內(nèi)容のテレビ番組が増えている。実はそうした現(xiàn)象は、中國のインターネット上でも見られ、「日本の街にはちり一つ落ちていない」「日本のバスで老人が乗ってきたら、座っていた人たちが一斉に立ち上がる」といったことが半ば伝説のように伝えられており、中國人が素養(yǎng)の低いことを“やらかした”ときの比較材料としてしばしば用いられる。

しかし、あるネットユーザーはこうした“伝説”を疑問視している。京都で生活しているという同ネットユーザーによると、自身が住んでいる近くの用水路はごみだらけで、大阪では信號無視をする人やたばこの吸い殻のポイ捨てをよく見かけるのだという。さらに、友人が日本で竊盜に遭ったことや、朝の通勤時間帯の電車ではお年寄りに席を譲らず、寢たふりをすることなども挙げ、「日本はみんなが想像しているほど完ぺきじゃない。何か悪いことが起きると、すぐに中國人観光客のせいにするのはやめてほしい」と訴えている。

これに対して、ほかのネットユーザーからは「最高に同意する」「君の考え方を支持するよ」「関西は確かに少し秩序が亂れている。東京の方がましだな。日本人は他人にならうのが好きなだけ。最初の1人が信號無視するとみんな続くんだよ」「大阪城公園の川にもごみがいっぱいある。東京の汚さも北京と変わらない。日本人だって信號無視はする」といったコメントが寄せられている。

一方で、「やっぱり中國よりずっといいよ。一方（日本）は悪いところを探し、もう一方（中國）は良いところを探さないといけないのだから」「私は日本で生活して半年。想像していたほど良くはなかったけど、中國よりはいい」「君がいる関西と、私がこの前行った関西は本當に同じ場所なのかな？」と言った聲も聞かれている。（翻訳?編集/北田）