立ち入り禁止の金網(wǎng)もなく…、歴代指導(dǎo)者の避暑地「北戴河」いまや庶民のリゾート地に―中國

2007年8月1日、これまで中國の指導(dǎo)者たちが非公式に會(huì)議を開き、重要な政治問題を話し合う場であった北戴河の現(xiàn)在の様子を海外メディアがレポートしている。

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北戴河といえば、故毛沢東主席が毎年夏になると訪れ、1か月あまりを過ごす場所として有名だった。そもそも清朝政府が外國人に避暑地として開放し、その後1930年代には大企業(yè)や富豪の別荘も建てられ、一大リゾート地であった場所である。

新中國成立後、これらの建物はすべて政府に沒収され、黨幹部らの保養(yǎng)施設(shè)として使用。一般人は立ち入り禁止だった。故毛沢東主席や故トウ小平主席の時(shí)代には、外國のチャイナ?ウオッチャーたちが注目する、いわゆる「北戴河會(huì)議」が頻繁に行なわれ、その後の政治方針が決められたとされるところだ。

そんな北戴河も、北京市から高速道路で3時(shí)間という便利さから近年では庶民の海水浴場となった。最大300萬人が収容できるという広い砂浜も、立ち入り禁止の金網(wǎng)が取り除かれ、昔の面影は一切なくなっている。（翻訳?編集/本郷智子）