2015年2月8日、米紙USAトゥデイによると、アフガニスタン國民の5％が麻薬常習(xí)者だという。12日付で中國紙?參考消息（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

アフガニスタン北部に麻薬中毒者の醫(yī)療更正施設(shè)ある。その待合室は3?4人の子供を連れた母親らしき女性の姿でいっぱいだ。35歳の女性はアヘンを吸って8年。頭痛や體の痛みを鎮(zhèn)めるためだ。3歳になる娘もアヘン中毒だという。妊娠中にもアヘンを吸っていたからだ。

アフガニスタンは世界有數(shù)のヘロイン供給國であり、アヘン中毒者の數(shù)は増加の一途をたどっている。米軍の撤退以降、事態(tài)は急速に悪化している。米國は70億ドル（約8300億円）を投じて、アフガニスタン國內(nèi)にあるケシ畑の絶滅に取り組んだが失敗に終わった。麻薬はタリバンなどの過激組織の主な資金源となっている。國連の調(diào)査報告によると、昨年におけるアフガニスタンのケシ栽培面積は55萬エーカー（約2200平方キロメートル）で過去最高を記録した。これは毎年最大で380トンのヘロインとモルヒネが供給できる數(shù)字であり、全世界の供給量の85％を占めることになる。

アフガニスタンでは現(xiàn)在、人口の5％にあたる160萬人が麻薬常習(xí)者だ。地方の農(nóng)村部ではアヘンはどんな病気にもよく効く薬だと信じられており、住民の多くが當(dāng)然のようにアヘンを吸っているという。子供が泣いたり騒いだりすると仕事の邪魔になるので、親が自分の子供にアヘンを與えるケースも少なくない。ある母親は「私も夫もアヘン中毒。だから子供たちも中毒になった」と嘆いた。（翻訳?編集/本郷）