2015年2月15日、重慶動(dòng)物園は同園で飼育されているメスの華南トラ（アモイトラ）の「フーフー（復(fù)復(fù)）」が子どもを2頭出産し、現(xiàn)在は自然哺育されていると発表した。同園では30年ぶりの自然哺育となる。中國(guó)新聞社が伝えた。

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現(xiàn)在、華南トラはすでに自然界から姿を消したとされ、全世界で確認(rèn)されている數(shù)はパンダよりも少なく、わずか109頭。しかも、この109頭はたった6頭の子孫にあたり、近親での交配が深刻となっている。重慶動(dòng)物園の殷（イン）副園長(zhǎng)によると、華南トラの種を保存するため、中國(guó)では華南トラの血統(tǒng)図を作成しており、交配のための資料にしている。

今回産まれた2頭は自然哺育が行われているが、「フーフー」がこれ以前に6頭出産した個(gè)體はいずれも人工哺育あるいは半人工哺育だった。同園の技術(shù)責(zé)任者は、自然哺育された幼獣は人工哺育の個(gè)體と比べて免疫力や栄養(yǎng)面などで優(yōu)れており、成長(zhǎng)後の動(dòng)物本能も強(qiáng)くなると話し、現(xiàn)在24時(shí)間態(tài)勢(shì)で哺育狀況を観察していると明かした。

華南トラは中國(guó)の10大絶滅危懼動(dòng)物の1つで、國(guó)の指定する第1級(jí)保護(hù)動(dòng)物でもある。人工飼育される華南トラは繁殖率が低く、近親交配もあって、絶滅が危懼されている。（翻訳?編集/岡田）