2015年2月17日、日韓両政府は、國際金融市場の有事にドルを融通し合う「通貨スワップ（交換）協(xié)定」の期限を延長しないと発表した。両國の金融市場が「良好」であることを反映したもので、再び必要となった場合は、新たに協(xié)定を締結(jié)するという。

【その他の寫真】

日韓通貨スワップ協(xié)定は1997年のアジア通貨危機(jī)を踏まえ、域內(nèi)流動性を確保することを狙って、日本が米國の強(qiáng)い反対を押し切って作り上げた枠組み。2001年7月から運用が始まり、歐州債務(wù)危機(jī)などを受け11年には700億ドル（約8兆3040億円）まで拡大したが、日韓関係の悪化を背景に、2012年末以降は段階的に縮小?，F(xiàn)在殘っている融資枠100億ドルが2月23日に期限を迎える。

日本政府は韓國側(cè)から要望のない限り延長しない方針を固めていたが、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國銀行は16日、融資枠を延長しない方針を発表した。

これについて韓國のネットユーザーからは「日韓プライド対決なら、負(fù)けるわけにはいかない。損害を被っても、日本にペコペコして協(xié)定を延長してもらうべきではない」「日本との問題で、樸大統(tǒng)領(lǐng)は初めて正しい決斷をした。今は中國との関係を強(qiáng)化させるべき」などと韓國政府の方針を支持する聲が強(qiáng)い。一方、「延長しなかったら、韓國が損をするのは明らか。余計なプライドは捨てるべきだ」と冷靜な対応を求めるコメントもみられた。（編集/KO）