2015年2月19日、中國新聞網(wǎng)によると、これまで中華圏に限った祝祭日だった「春節(jié)」（舊正月）だが、中國の経済成長に伴い、世界的にも影響を與える一大祝祭日になりつつある。

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春節(jié)は中國だけでなく、これまでもベトナムや韓國、シンガポールなどでも祝われてきており、法定休日とする國もある。ベトナムでは1年でもっともにぎわう伝統(tǒng)的な祝祭日であり、韓國では祖先を祭る重要な1日。シンガポールには中國系住民が多いことから、やはり盛大に祝われている。マレーシアでは福建省などビン南文化の影響が濃い祝い方で、インドネシアでは一家がそろって年を越す文化がある。

しかし、グローバル化が進(jìn)み、中國圏のものだった春節(jié)は世界各地で受け入れられつつある。中國とは縁もゆかりもなかった歐米でも、春節(jié)を過ごす人々が現(xiàn)れるようになってきた。米國では、華僑や中國系が多數(shù)居住していることや、中國の世界的な影響力向上により、中國の伝統(tǒng)行事に春節(jié)に興味を持つ人が増加。2月9日、カリフォルニア州は舊正月を祝祭日として祝うことを州上院が全會一致で可決した。

中國は2008年の北京オリンピックや、2010年の上海萬博でソフトパワーを示したが、春節(jié)のグローバル化もまた中國のソフトパワーを示すブランドになっているようだ。（翻訳?編集/岡田）