汚職公務(wù)員が出演し赤裸々告白、ドキュメンタリー『貪欲の害』で思想教育―上海市

2007年8月5日、報(bào)道によると、上海市紀(jì)律委員會(huì)ははびこる汚職を一掃するため、共産黨員の思想教育用のドキュメンタリービデオ『貪欲の害』を製作した。汚職に手を出し処分された公務(wù)員がなぜ汚職に手を染めたか、どのような心理狀態(tài)だったかをカメラの前で赤裸々に語(yǔ)ったもので、市の幹部と所定の階級(jí)以上の黨員はこれを他山の石とするよう視聴が義務(wù)付けられた。

陳良宇?前中國(guó)共産黨上海市委員會(huì)書(shū)記が重大な紀(jì)律違反容疑で黨籍剝奪、公職解任処分を受けたばかりだが、このドキュメンタリーに出演しているのが その“取り巻き”たち11人。彼らは陳前書(shū)記の事件にかかわって処分を受けたうえに、ビデオ出演というある意味“さらし者の刑”に処せられたとの見(jiàn)方もある。

同前書(shū)記と兄弟のように親しかったという寶山區(qū)の秦裕區(qū)長(zhǎng)は700萬(wàn)元（約1億1200萬(wàn)円）以上の賄賂を受け取った?！笟叭帐?dāng)?shù)時(shí)間汗水たらして働いてもわずかな給料。まわりの會(huì)社経営者たちは巨萬(wàn)の富を築いている。自分が持っている権力を利用してやろうと思った」と汚職の動(dòng)機(jī)を話す。また祝均一前労働局長(zhǎng)は「自分の出世は頭打ち、賄賂取るなら今のうち」とエスカレートして行った心境を語(yǔ)っている。（翻訳?編集/WF）