アジア各國で根強い性差別、経済発展した日韓も例外なく―米誌

Record China    2015年3月2日(月) 7時10分

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23日、米國誌フォーブスは、「アジアの混亂:女性の境遇と地位」と題した記事を掲載し、アジア各國において依然として弱い立場にある女性の狀況について報じた。寫真は働く女性。

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2015年2月23日、米國誌フォーブスは、「アジアの混亂:女性の境遇と地位」と題した記事を掲載し、著しい経済成長を遂げつつあるアジア各國において、依然として弱い立場にある女性の狀況について報じた。27日付で參考消息網が伝えた。

その他の寫真

米紙ニューヨーク?タイムズによると、中國では、中産階級の間で女性の就業(yè)に対する考え方が後退しているという。また、妊娠中に胎児が女の子であると分かると墮胎するケースも依然後を絶たない。

インドでも女児の墮胎は頻繁に行われている。また、強姦事件は報告されているだけで1日當たり93件も発生している。インド女性の識字率は極めて低く、インドだけでその他の國の女性の非識字者の総人數を超えているという。

多くの女性が差別や虐待を受けている一方で、世界のその他の地區(qū)に比べて、女性リーダーが多いというのもアジアの特徴である。韓國の樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領やフィリピンのアキノ元大統(tǒng)領とアロヨ前大統(tǒng)領、タイ初の女性首相となったインラック前首相などが有名である。

ただし、大多數のアジアの女性が依然として弱い立場にあることは、政治、経済、健康、教育の4分野から男女格差について評価し、世界経済フォーラムが毎年公表している「2014年世界男女格差レポート(Global Gender Gap Report 2014)」でも明らかにされている。

このレポートの中の、各國の男女間の不均衡を示す「男女平等度ランキング(Gender Gap Index 2014)」によると、調査対象の142カ國のうち、アジアの國の中ではフィリピン(9位)が最高位で、最も男女間のバランスが取れている。それに続いたのは59位のシンガポールで、中國は87位、日本は104位という結果だった。

このランキングから読み取れることは、女性の地位と経済の発展レベルとは関係がないということで、極度の貧困狀態(tài)にあるラオス(60位)は、韓國(117位)をはるかに上回っている。また、宗教との関係もあまりない。イスラム教徒主體の國であるバングラデシュ(68位)は、インド(114位)や日本よりも上位である。一方で、イスラム教徒の國でもパキスタン(141位)はアジアの中で最下位、調査対象國の中でも下から2番目だった。

適切な調節(jié)が行われなかったり、貴重な資源を利用できない社會は継続できない。多くの人々が「アジアの世紀」と期待する未來が、現実のまま終わってしまうのか、あるいは性差別という袋小路の中で埋沒してしまうのか、このランキングはアジアの未來を占う上で最も重要な指標の1つである。(翻訳?編集/秋田)

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