2015年3月2日、中國(guó)新聞社によると、シンガポールの華字紙?聯(lián)合早報(bào)（電子版）はこのほど、「米國(guó)は日米中の三角関係にゆがんだ考えを持ち出すべきではない」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

米國(guó)の著名な新聞?dòng)浾撙?、ロヨ?メリーマウント大學(xué)の學(xué)者であるトム?プレート氏が、米國(guó)のアジア回帰をテーマに日米中間の「三角関係」に関する論文を発表し、波紋が広がっている。トム?プレート氏は、日米間では長(zhǎng)期的な日米安保條約が締結(jié)されており、米中間ではこれまでにない緊密な経済関係が存在することを理由に、日米中が戀愛小説のような三角関係になっていると思っているのかもしれない。しかし、日米中関係上で三角関係のような茶番劇など成り立たない。

米中関係に関して言うならば、中國(guó)側(cè)は米中関係改善を強(qiáng)化しているが、米國(guó)は南シナ海や東シナ海で中國(guó)対抗措置をとっており、三角関係どころか、フィリピンなども含めた多角関係である。しかも、日中間の尖閣諸島問(wèn)題に関しては、米國(guó)は明確な態(tài)度を表明していないが、日米安保條約を強(qiáng)調(diào)している。

日中関係に関して言うならば、そもそもばかげた戀愛感情など存在しない。中國(guó)人は日清戦爭(zhēng)や下関條約の屈辱、南京事件や日中戦爭(zhēng)での慘烈を決して忘れない。中國(guó)人は、河野洋平元官房長(zhǎng)官の第2次世界大戦に対するざんげを受け入れるが、日本軍國(guó)主義の侵略の歴史を否定する安倍晉三首相の考えは斷固して受け入れない。

米國(guó)が自國(guó)の利益を本気で考えるなら、日本にドイツの経験を?qū)Wばせ、侵略の歴史を真摯に反省し、第2次世界大戦で行ったことを徹底的にざんげさせ、平和の道を歩ませることだ。米國(guó)は日米中の三角関係にゆがんだ考えを持ち出すべきではない。さもなくば、両國(guó)にとってメリットなど一つもないだろう。（翻訳?編集/霧島）