2015年3月4日、中國(guó)のネットやメディアで最近、中國(guó)人が日本について誤解していると思われる點(diǎn)を指摘したり、日本という國(guó)の良さを紹介する記事が目立っている。

【その他の寫真】

歴史問(wèn)題や尖閣問(wèn)題など日中関係悪化の影響で、中國(guó)には「日本の職場(chǎng)では中國(guó)人が日本人にいじめられている」と信じている人がいるが、「日本で中國(guó)人をいじめているのはむしろ中國(guó)人だ」とあるネット記事は指摘している。日本の右傾化が指摘される中、「日本社會(huì)は右翼的な若者が多く、至る所に反中の標(biāo)語(yǔ)が掲げられている」と考える人もいるが、それも誤解で、「実際には日本の街中に反中的な標(biāo)語(yǔ)はなく、日本の若者は政治への関心が薄い」とも紹介している。

また別のネット記事では、「日本は男尊女卑だという見(jiàn)方も大間違いで、むしろ日本の女性は多くの特権を享受している」と記した。具體的には、水洗音を擬似的に発する裝置を備えた女子トイレがあったり、電車に女性専用車が設(shè)けられたり、一部のフロアを女性専用に指定しているホテルがあることも紹介している。

中國(guó)メディアでも、日本の良さを紹介する記事が相次いで掲載されている。2月26日付華字紙?中文導(dǎo)報(bào)（電子版）には日本に30年近く住む中國(guó)人による「日本、この優(yōu)しい國(guó)」と題した記事が載った?，F(xiàn)金を含め、日本では「落とし物を拾ったら屆ける」という良い循環(huán)が保たれていることを賞賛。ちょっとしたところにさまざまな気遣いが見(jiàn)受けられる日本のサービスに感服させられるとも。一時(shí)帰國(guó)した中國(guó)から、居心地の良い平和ボケした日本に戻ってきた時(shí)も、空港の「おかえりなさい」という文字を見(jiàn)るたびにホッとする自分は「そんな日本が好き」だという。

2月17日付の貴州網(wǎng)は、日本で生活する中國(guó)人が日本の施設(shè)や商品に施された細(xì)やかな心配りや工夫についての感想を掲載した。溫水シャワーの水流や溫度を調(diào)節(jié)できるウオッシュレット、客の好みを考えて數(shù)多くの選択肢が用意されているラッピング用紙?リボン、食堂やレストランに用意されている子ども用のイス、地下鉄のコインロッカー、自動(dòng)販売機(jī)、バスの各座席に付いている停車指示ボタンなどを挙げ、「さまざまな工夫や心遣いが人々に溫かさを?qū)盲堡搿￥长欷长饯井?dāng)の生活だ」とした上で、「日本という文字を見(jiàn)ると、すぐに釣魚島（日本名：尖閣諸島）や靖國(guó)神社を思い浮かべる人よ、もう少し理性を保ってはどうだろうか」と結(jié)んでいる。（編集/KO）