2015年3月5日、ジャン?ジャック?アノー監(jiān)督による中仏合作映畫「Wolf Totem」（狼図騰）が、中國とフランスの両地でヒットを記録している。騰訊が伝えた。

【その他の寫真】

「愛人/ラマン」「セブン?イヤーズ?イン?チベット」などで知られるジャン?ジャック?アノー監(jiān)督の最新作。原作は中國人作家?姜戎（ジャン?ロン）の自伝的小説「神なるオオカミ」（中國語タイトル：狼図騰）。文化大革命期の1960年代、北京から內(nèi)モンゴルに下放されてきた青年が、モンゴル族とオオカミの神秘的な関係に魅了されてゆく姿を追う。ドラマ「蘭陵王」などで知られる俳優(yōu)ウィリアム?フォン（馮紹峰）が、主人公の青年を演じている。

中國では舊正月の元旦にあたる先月19日から公開され、近年の映畫界で「大ヒット」の指標とされる興収5億元（約96億円）の壁を12日間で突破。ジャッキー?チェン（成龍）やチョウ?ユンファ（周潤發(fā)）など、人気スターの超大作が並ぶ中、興収ランキングで堂々3位につけた。

フランスでは先月26日に封切りを迎え、初日の観客數(shù)は8萬人を突破。第87回アカデミー賞で作品賞など主要4部門に輝いた映畫「バードマン」の初日記録を破り、観客動員數(shù)トップとなった。

「Wolf Totem」は近くモンゴルで公開されるほか、米國、カナダ、歐州各國でも上映に向けて動きを見せている。（翻訳?編集/Mathilda）