2015年3月5日、中國(guó)では「未（ひつじ）年ベビー」や「単獨(dú)二胎（夫婦のどちらかが一人っ子である場(chǎng)合、子供を二人産むことができる政策）」などの話題が、若夫婦の間で取沙汰されている。四川在線が伝えた。

【その他の寫真】

4日に発表された「2014年度中國(guó)人母子人口の消費(fèi)行動(dòng)に関する研究報(bào)告」によると、現(xiàn)在、妊娠?出産の主力世代となっているのは、1980年代後半（1985年―1989年）生まれの人々という。そして、「子供の世話は誰(shuí)がするか」という問(wèn)題について、回答者の約6割が、「子供の面倒は自分で見(jiàn)ている」と答えた。彼らのほとんどが、「祖父母世代の子育てはすでに時(shí)代遅れ」という認(rèn)識(shí)を持っており、現(xiàn)代の若い親は、子育てに関する情報(bào)の多くをネット上から得ていることが明らかになった。

●小都市に住む夫婦、「子供は2人欲しい」

今や、育児に対する多様な新しい考え方が、伝統(tǒng)的な育児観に取って代わりつつある。育児ポータル「寶寶樹」が発起し、多くの主流メディアが協(xié)力して実施された調(diào)査報(bào)告「2014年度中國(guó)母子人口の消費(fèi)行動(dòng)に関する研究報(bào)告」がこのほど発表された。中國(guó)における母と子の生活の現(xiàn)狀に対する掘り下げた分析が行われ、それらを取りまとめた同報(bào)告によると、育児?教育コストは高いものの、「子供は2人欲しい」と望む若夫婦が全體の6割を上回った。

「望ましい子どもの數(shù)」に関しては、「2人」と答えた回答者が多く、生活費(fèi)が日を追って上昇している社會(huì)環(huán)境のもとで、「2人」と答えた人は、予想を上回る66．53％に達(dá)した。回答を都市のレベル別で分けたところ、回答者が望んでいる子供の數(shù)と、彼らが居住する都市の規(guī)模は、反比例の関係にあることが判明した。つまり、住んでいる都市が大きければ大きいほど、望ましい子供の數(shù)は少ない傾向が見(jiàn)られた。大都市に住む夫婦は、子育てコストだけではなく、日常の生活コストの高さも考慮に入れなければならないからだ。

●90年代生まれのスーパーママ、「育児は親任せにせず、自分で育てる」

「寶寶樹」のデータによると、回答者のうち、「子供の面倒は自分が見(jiàn)ている」と答えた人は59．95％に達(dá)し、「自分の両親に子供の面倒を見(jiàn)てもらっている」人は41．07％だった。年齢別に分析すると、「子供の面倒は自分で見(jiàn)ている」と答えた母親は、1980年代生まれに比べ、1990年代生まれの方が格段に多かった。アナリストはこれについて、「この結(jié)果は、1990年生まれの女性の性格的な特徴と関係がある。彼女らは、親世代の育児法がもはや古臭く、非科學(xué)的だと感じている。さらに、彼女らは、インターネット技術(shù)を適宜駆使し、育児をめぐる様々な問(wèn)題の解決法を、便利に、素早く、正確に取得している」とコメントした。

回答者が関心を抱く社會(huì)情報(bào)の中で、「親と子」に関する情報(bào)は、他のいかなる種類の情報(bào)よりも、重要なトピックスとして重視されており、「ニュース」「健康?養(yǎng)生」「娯楽?旅行」がこれに続いた。今回の報(bào)告によると、環(huán)境汚染をめぐる問(wèn)題は、ピークとなった2011年以降はやや低下しているが、引き続き人々から大きな関心が集まっている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KM?編集/武藤）