「あのおやじ、だましやがったな!」骨董品を116萬円で購入、よく見ると底に「電子レンジ使用可」の文字―中國

Record China    2015年3月12日(木) 10時(shí)55分

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11日、「栄えた世には骨董、亂れた世には金」と言われるように、中國では骨董品と金が重要な投資対象となってきた。寫真は南京の骨董市場で行われた無料鑑定會。

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2015年3月11日、「栄えた世には骨董、亂れた世には金」と言われるように、中國では骨董品と金が重要な投資対象となってきた。南京の王さんも骨董収集家の一人。収集歴も長く、昨年末も骨董品店である骨董品を見つけたのだが、それが運(yùn)の盡きだった。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。

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椀のようでありながら椀ではなく、皿のようでありながら皿でもない。表面のうわぐすりの曖昧な色から見ても、なんとも言えない古風(fēng)な質(zhì)感がある。王さんはこの品物に心を奪われたが、値段は7萬元(約135萬円)以上。買うには勇気のいる値段だったが、別の人も仲介に入ってくれて、6萬元(約116萬円)でこの品を手に入れることができた。

王さんはうれしくてたまらず、骨董仲間を招いて鑑賞會を開催。じっと見ていた友人の一人が、品物の底に文字らしきものが見えると言い出した。骨董仲間の間では、皿などの底にある字は「款」と呼ばれ、年代判定の根拠ともなる。骨董の価値が跳ね上がったりもする。喜んだ王さんは骨董品を持って専門家を訪ねて鑑定を依頼した。

実はこの物體の「款」の正體は、「電子レンジ使用可」であった。王さんは激怒。どの王朝時(shí)代の骨董品に「電子レンジ使用可」があるというのだ?!袱ⅳ蔚辘韦浃?、俺をだましやがったな」と怒った王さんは、店主が仲介者と結(jié)託して偽物と知っていてガラクタを売りつけたと警察に通報(bào)した。

だが訴えられた店主と仲介者は、この作品がどの王朝時(shí)代のものだと王さんに言ったつもりもないし、作品の底に何の文字があったかも知らない、王さん自身が購入したいと言ってきたのだと主張した。裁判所に提訴した王さんだったが、証拠不足で受け付けてもらえなかった。

業(yè)界に詳しい専門家はこれについて、「コレクターは町の小さな店で高価な骨董品を買うべきではない。偽物を買わされる可能性が高い」と注意を呼びかけている。今後、骨董投資に関連する法律の整備が進(jìn)めば、骨董収集家もさらなる保障が受けられることになるだろう。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MA?編集/武藤)

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