2015年3月12日、英公共放送局?BBCの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトによると、中國(guó)の最高裁に相當(dāng)する中國(guó)最高人民法院は、昨年1年間に國(guó)家分裂の扇動(dòng)やテロ行為などの犯罪で712人に有罪判決を言い渡したことを発表。その數(shù)は、2013年より13．3％増加した。最高人民法院は、國(guó)家の安全と社會(huì)の安定を維持することを重要課題とし、法に基づきテロなどの重大刑事犯罪を厳しく罰する構(gòu)えだ。

【その他の寫(xiě)真】

近年、新疆ウイグル自治區(qū)ではテロや暴動(dòng)事件が多発している。ある人権団體が今月発表したデータによると、昨年、新疆では450人以上が犠牲となっており、そのうちウイグル族の數(shù)が漢族の3倍を占める。

國(guó)際人権活動(dòng)組織は、中國(guó)がテロリストの一掃を強(qiáng)化することで、共産黨への権力集中や當(dāng)局の政策に反対するリベラルな人々を容易にテロリストとして取り締まることができると指摘する。昨年、有罪判決を言い渡された人の中には、國(guó)家分裂罪で無(wú)期懲役となったウイグル族の経済學(xué)者イリハム?トフティ氏も含まれる。また、同氏が教える學(xué)生も同様の罪で有罪判決が下っている。

世界ウイグル會(huì)議のスポークスマンはBBCに対し、「同自治區(qū)における衝突や抵抗行為の増加は當(dāng)局の挑発や圧力と直接関係があり、法律はすでにウイグル人を制圧するための政治の道具になっている。ウイグル人の人権はより悪化しており、いかなるウイグル人も言論の自由と生命を脅かされる可能性がある」と述べた。（翻訳?編集/霧島）