2015年3月12日、中國メディア?戸外資料網(wǎng)は、韓國が2018年開催の平昌冬季五輪の誘致に成功したことによって一部産業(yè)が発展したことを例に挙げ、2022年の冬季五輪開催地に中國が選ばれた場合に、関連産業(yè)にもたらされる巨大なメリットについて解説した。

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2022年冬季五輪の開催地は、マレーシアで今年7月31日に開催される第128次國際オリンピック委員會(huì)（IOC）総會(huì)で決定される。開催地に北京?河北省張家口が選ばれた場合には、中國の経済や社會(huì)に大きな影響を與えるだけでなく、アウトドア関連産業(yè)やスポーツ産業(yè)にも大きなメリットをもたらすことになる。

五輪誘致の成功がアウトドア関連産業(yè)やスポーツ産業(yè)にもたらすメリットがどれほど巨大なものであるのかは、韓國の例を見ることによって理解できる。1988年に開催されたソウル五輪は、その年の韓國経済を12．4％成長させ、スポーツ産業(yè)にも莫大（ばくだい）な収益をもたらした。そして、その成功は、韓國政府のスポーツ産業(yè)に対する振興や投資を増加させることになった。

韓國政府は2007年、「スポーツ産業(yè)振興法」を制定。2013年には「スポーツ産業(yè)中長期発展計(jì)畫」を制定し、2014年にこれを大幅に改定したことにより、韓國政府によるスポーツ関連産業(yè)や主催試合への投資額は約100億元（約1940億円）規(guī)模になった。また、新たに修正された計(jì)畫によると、韓國スポーツ産業(yè)の規(guī)模は、2018年の平昌五輪までに、現(xiàn)在の2068億元（約4兆119億円）から3100億元（約6兆140億円）へと成長し、新たに40萬人分の就業(yè)機(jī)會(huì)を生み出すことになるという。

一方、韓國アウトドア関連産業(yè)の規(guī)模は、90年代初期にはわずか1000億ウォン（約107億円）にすぎなかったが、平昌での冬季五輪開催が2011年7月に決定した以降、急成長を遂げてきた。市場規(guī)模は、2012年には5兆8000億ウォン（約6206億円）、2014年には約7兆ウォン（約7490億円）に達(dá)し、アウトドア用品に関する1人當(dāng)たりの年間消費(fèi)額が13萬ウォン（約1萬3910円）となった。いまや、アウトドアスポーツが韓國人の生活の一部にさえなっている。

中國政府は2014年10月、スポーツ産業(yè)の年間20％以上の成長と同産業(yè)が今後迎える歴史的発展の機(jī)會(huì)に関する、「スポーツ産業(yè)の発展加速によるスポーツ消費(fèi)促進(jìn)に関する若干の意見」を公布した。韓國の例からも明らかなように、中國が2022年の冬季五輪誘致に成功すればスポーツ人口が増加し、1000億元（約1兆9400億円）以上の成長空間を持つとみられている関連産業(yè)の高度な発展を促すことは間違いない。（翻訳?編集/秋田）