2015年3月15日、シンガポール英字紙ザ?ストレーツ?タイムズによると、中國(guó)人観光客の數(shù)がこの1年で爆発的に増えたミクロネシア諸島のパラオ共和國(guó)政府が、中國(guó)人観光客の入國(guó)を制限する措置を取るという。16日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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中國(guó)人観光客を乗せたレジャーボートがパラオの美しい海を疾走する。その光景をパラオの住民は眉をひそめて見ている。今年2月、パラオを訪れた外國(guó)人観光客のうち、中國(guó)人が全體の62％を占めた。昨年の1月にはわずか16％だった?！钢袊?guó)人はうるさいし、環(huán)境を大事にしない」「サンゴを破壊するし、ごみを平気で海に捨てる」と住民は嘆く。

パラオの人口は約2萬(wàn)人だが、今年2月にこの地を訪れた中國(guó)人観光客は1萬(wàn)955人で前年比の5倍となった。パラオの観光業(yè)は國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の85％を占めているため、中國(guó)人観光客の増加は同國(guó)にとって歓迎すべき事態(tài)かもしれない。だが、長(zhǎng)期的に見れば環(huán)境破壊といった大きな損失を被ることになるとの懸念もある。

このためパラオ政府は4月から中國(guó)からのチャーター機(jī)の乗り入れを現(xiàn)在の半數(shù)にすると発表した。パラオのレメンゲサウ大統(tǒng)領(lǐng)はこの決定について「特定の國(guó)を差別するものではなく、わが國(guó)の観光業(yè)が特定の市場(chǎng)に依存することを避けるための措置だ」と説明している。（翻訳?編集/本郷）