2015年3月18日、韓國(guó)では準(zhǔn)備の遅れから2018年の平昌冬季五輪の開(kāi)催を懸念する聲が高まっている。17日から19日までの3日間、江原道紅陵市で開(kāi)かれる國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）調(diào)整委員會(huì)第4回會(huì)議を前に、韓國(guó)の民間テレビSBSが平昌冬季五輪の問(wèn)題點(diǎn)をえぐる番組を報(bào)道した。番組では、「競(jìng)技場(chǎng)建設(shè)の遅れ」「テストイベントに間に合うか」「スポンサー契約が少ない」「専門(mén)家が大幅に不足している」「開(kāi)催後の競(jìng)技場(chǎng)活用は？」などの點(diǎn)を指摘している。

【その他の寫(xiě)真】

新設(shè)する競(jìng)技場(chǎng)の完成度は軒並み10％臺(tái)で、アルペンスキーに関しては8．3％にとどまっている。著工が最も遅かったスピードスケートの競(jìng)技場(chǎng)は、再設(shè)計(jì)が終わっていないため、本格的な工事に入れないでいる。さらに、2016年2月にはテストイベントとしてアルペンスキー?ワールカップの開(kāi)催が江原道の競(jìng)技場(chǎng)で予定されている。しかし、環(huán)境破壊問(wèn)題などで著工が遅れ、完成度は10％以下。國(guó)際スキー連盟も先月、「正常にテストイベントを開(kāi)くことは難しい」との見(jiàn)解を示した。

組織委員會(huì)が契約を結(jié)んだスポンサーはKT、ヨンウォン、アウトドア、サムイル會(huì)計(jì)法人、パゴダ?アカデミーの4社。18日には大韓航空と締結(jié)する予定だが、これまで確保した金額は組織委員會(huì)が設(shè)定した目標(biāo)額の30％にとどまっている。組織委は現(xiàn)在約300人の職員を2016年までに800人に増やす計(jì)畫(huà)だが、冬季スポーツの専門(mén)知識(shí)と外國(guó)語(yǔ)能力、國(guó)際感覚を備えた人材が大幅に不足している。IOCは外國(guó)人専門(mén)家の雇用を提案しているものの、その場(chǎng)合、給與は全額組織委が負(fù)擔(dān)しなければならず、財(cái)源確保の點(diǎn)で決斷できない狀況だ。

そして、開(kāi)催後の競(jìng)技場(chǎng)をどのような用途で使用するか、誰(shuí)が運(yùn)営するかをめぐって江原道と文化體育観光部の間で意見(jiàn)が分かれており、一部の競(jìng)技場(chǎng)を除いて、まだ決まっていない。

韓國(guó)のネットユーザーからはこの報(bào)道について、「開(kāi)催後に殘る借金の山が一番心配だ」「スポンサーが少ないのは平昌五輪が心配に終わると知っているからだ」「まだ間に合うから、日本に開(kāi)催権を渡して」などのコメントが寄せられている。（編集/KO）