2015年3月18日、中國が設(shè)立を提唱しているアジアインフラ投資銀行（AIIB）は英國の參加表明で、再び世界の注目を集めている。これについて、メディア報道が繰り広げられるなか、韓國、オーストラリアを含む多くの國が相次いでアジア投資銀行への參加を表明している。

【その他の寫真】

13日付の英紙フィナンシャル?タイムズは「ホワイトハウスは先週木曜日、英國が中國に対して、妥協(xié)を続けることを非難した。中國主導(dǎo)のAIIBは世界銀行の競爭相手になる可能性がある。米國の非難は中國が次世代の國際開発銀行を構(gòu)築することに対する懸念の表れだ。この類の銀行は本部がワシントンにある世界的な機関の脅威になるとみられる。米國はこれまで同盟國にAIIBに參加しないよう呼びかけてきた」と報道している。

英國がAIIBの設(shè)立メンバーとして參加を表明した後、韓國、フランス、オーストラリアを含む多くの國々が、近日中に參加するかどうかの決定を下すとしている。

韓國?聯(lián)合ニュースは15日、「3月末までに、韓國は設(shè)立メンバーとしてAIIBに參加するかどうかを決定した上で、中國に意思表明する」と報道している。

日本メディアは15日、東京で開かれた記者會見でのフランスのファビウス外相の発言を引用し「フランスは現(xiàn)在、どういう形でAIIBに參加するかという問題を検討している」と報道した。豪紙オーストラリアンは14日、「オーストラリアは中國が設(shè)立を提唱したAIIBに參加する可能性がある」と報道した。

中國の樓継偉（ロウ?ジーウェイ）財政相によると、まだAIIBに參加していない國の場合、設(shè)立メンバーとしての資格認定は3月31日が締め切りだという。この最終段階が近づくに連れて、ますます多くの國がAIIBへの參加を検討することになると考えられる。

英國をはじめとする米國の伝統(tǒng)的な同盟國による?yún)⒓颖砻鳏?、経済的な利益と米國主導(dǎo)の國際金融の舊秩序への不満によるものである。また、これら同盟國は米國が新しい國際金融秩序の誕生を阻止する様子を感じ、米國による権益保護にはますます期待できなくなっていると見ている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/中國國際放送局?編集/武藤）