日本のアジアインフラ投資銀行不參加は短絡(luò)的な選択―中國専門家

Record China    2015年3月19日(木) 20時38分

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19日、菅義偉內(nèi)閣官房長官は17日の記者會見で、日本のアジアインフラ投資銀行への參加について、「日本は慎重な態(tài)度を取る。今のところ參加は考えていない」と述べた。資料寫真。

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2015年3月19日、環(huán)球時報によると、菅義偉內(nèi)閣官房長官は17日の記者會見で、日本のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への參加について、「日本は慎重な態(tài)度を取る。今のところ參加は考えていない」と述べた。この問題で、日本は「兄貴分」の米國のメンツを立てなければならず、また自國の利害得失について慎重にそろばんをはじいてもいる。だが筆者が思うに、日本がAIIBを拒絶するのは理性のある選択とはいえない。これは自國の発展のチャンスを部分的に放棄することを意味するからだ。(文:周永生[ジョウ?ヨンシャン]外交學院日本研究センター副センター長)

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中國がAIIBの設(shè)立を提唱すると、米國はまず日本に連絡(luò)を取り、參加しないよう求めた。日本は米國の勧告に配慮せざるを得ない。日本が最も懸念するのは、AIIBが発展して、日本と米國が主導するアジア開発銀行(ADB)が片隅に追いやられること、AIIBがライバルになることだ。そこで日本はAIIBを複雑な思いで見つめている。日本は中國がAIIB支援など金融面での手段を用いて、アジア地域の金融の主導権を握るとともに、AIIBをはじめとする金融機関をよりどころとして、アジア?太平洋地域における影響力を拡大することを懸念する。

こうした考え方は日本の立場に立てば合理的なものだといえる。西側(cè)の現(xiàn)実主義の論法では、新興國が急速に発展した結(jié)果、遅かれ早かれ経済など諸分野を手始めに先進國から権限を奪うことは確実だからだ。日本がアジアの金融分野での強い立場を維持するため、中國を牽制しようと考えるのは當然の流れで、牽制する理由はいろいろ考えられる。日本はAIIBを拒絶する理由を、融資の審査や組織運営に不安があるからだとしている。

中國はAIIBの設(shè)立を呼びかけた際、ます最初に世界で通行するルールに基づいて準備を進めることを明らかにし、參加を希望するすべての國にともに準備に関わり、ともに運営に加わることを求めた。中國は500億ドル(約6兆300億円)を出資し、出資比率は50%に達するが、參加する國が増え、多額の出資を希望すれば、中國の出資比率は下がることになる。AIIBは理事會や取締役會の形で管理がなされ、參加各國は理事として會議に參加する。これは世界で共通する國際金融機関の管理モデルだ。また歐州の多くの國が參加することも、日本が抱く中國がAIIBを密かに操作するのではないかとの懸念を解消させる。

実際、日本を含めどの國であれ、AIIBに積極的に參加することが可能だ。參加すればアジアにメリットをもたらすことができるし、自國の経済的なメリットや國際環(huán)境における拡大発展にもつながる。AIIBは商業(yè)銀行であり、アジア地域の発展促進、アジア地域のインフラ投資の促進を設(shè)立の主旨とし、営利性という側(cè)面もあれば、公益性という側(cè)面もある?,F(xiàn)在、アジアの國?地域は毎年インフラ建設(shè)資金の圧倒的な不足に悩み、東南アジアだけでも年間數(shù)千億ドル不足する。ADB、世界銀行、國際通貨基金(IMF)はいずれもこうした問題を解決できていない。AIIBがアジアの発展に関與することは、賢明な人であれば誰しもよいことだとわかる。參加國の國際的な信望もAIIBとともに上昇するとみられる。アジアは世界で最も多くの人口を擁する地域であり、最も大きな潛在力を秘めた市場だ。アジアの発展は世界全體の発展につながることは確実だ。日本紙もこのほどAIIB參加をめぐり、日本政府に「メンツより実際の利益が重要」と訴えた。

中國は、AIIBはいかなる國のギャンブル的行為にも関わらないし、政治にも関わらないと明確に述べている。AIIBが行うのはアジアの経済運営を後押しすることだけだ。日本がAIIBに參加しないのは短絡(luò)的な選択であることは間違いない。アジアの共同発展のために、日本は流れに沿って正しい道を選択するべきであり、自國のつまらないそろばん勘定にこだわるべきではない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤)

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