Record China 2015年3月21日(土) 6時52分
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20日、中國が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、日本が參加に消極的な一方、中國と「蜜月関係」ある韓國は米國の顔色をうかがい、揺れている。資料寫真。
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2015年3月20日、中國が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、日本が參加に消極的な一方、中國と「蜜月関係」ある韓國は米國の顔色をうかがい、揺れている。米國が韓國への配備を検討している迎撃システム「高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)」をめぐり、中國の動向に気を遣うのとは正反対だ。
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AIIBの設立に関しては昨年10月、中國をはじめとする21カ國がこれに參加することで調(diào)印。その後、インドネシア、ニュージーランドなどが続いた。創(chuàng)設當初の參加國となるためには今月末までに意思表示をすることが求められており、歐州の主要國からも英國は今月12日、フランス、イタリア、ドイツは同17日に參加を表明するなど期限目前の動きが目立っている。
AIIBへの參加について、菅義偉內(nèi)閣官房長官は17日の記者會見で「日本は慎重な態(tài)度を取る。今のところ參加は考えていない」と述べ、「公正なガバナンスの確立ができるのか」とも疑問を呈した。麻生太郎財務相もAIIBへの參加は難しいとの立場を示した。
日本は米國とともにアジア開発銀行(ADB)を主導しており、中國の専門家は「ADBが片隅に追いやられ、中國がAIIB支援など金融面での手段を用いて、アジア地域の金融の主導権を握るとともに、AIIBをはじめとする金融機関をよりどころとして、アジア?太平洋地域における影響力を拡大することを懸念」とみている。
AIIB參加は韓國企業(yè)にとってもアジア市場への進出に有利とみられているが、韓民族新聞は15日付の記事で「AIIBは『國際機構(gòu)の設立』という意味合いを超え、中國と米國の戦いの場になった」と指摘。韓國政府はAIIBに參加するメリットを認識しているとしても、米國の顔色をうかがっていると述べた。臺灣メディアは「韓國は米國の顔色をうかがうのに時間を費やし、加入するチャンスを逃した」と伝えた。
韓國?聯(lián)合ニュースによると、AIIB參加について、韓國政府は月末までに態(tài)度を決める方針。中國側(cè)も月末をめどとした決定を求めており、韓國政府は初期メンバーとなることでAIIBにおける地位や影響力を強めたい考えだが、米國が英國のAIIB參加に不満を示したことを考慮し、慎重な態(tài)度を取っている。周辺國の動向を參考にしつつ、最終的な結(jié)論を下す意向で、韓國の専門家の多くは「韓國政府が加入を決めるのも時間の問題」とも分析している。 (編集/KU)
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