日本製には必ずあるものが中國製にはない?。健弗僵`セージを見るたびに情けなくなります」―中國人學生

日本僑報社    2015年3月22日(日) 7時30分

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2015年の春節(jié)連休期間中には、中國人観光客の「爆買い」が連日メディアをにぎわした。品質(zhì)が良いことで中國人観光客に大人気のメイド?イン?ジャパンだが、大連交通大學の杜紹春さんはソーセージからメイド?イン?ジャパンの良さを感じたようだ。資料寫真。

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2015年の春節(jié)(舊正月)連休期間中には、中國人観光客の「爆買い」が連日メディアをにぎわした。溫水洗浄便座や炊飯器など、品質(zhì)が良いことで中國人観光客に大人気のメイド?イン?ジャパンだが、大連交通大學の杜紹春さんはソーセージからメイド?イン?ジャパンの良さを感じたようだ。

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初めて日本の製品について考え始めたのは、大學に入り、日本語を勉強し始めてからでした。日本人は自社の製品品質(zhì)に対して、絶えず厳しい要求をし、絶えず改善を求め続けます。こうした風土から生産される日本製品やサービスは、海外で稱賛されないものはありません。多くのメイド?イン?ジャパンに接觸した後で、メイド?イン?ジャパンという標識が付いている製品を見ると、いつも心地良い気持ちになります。それは、見た目が精巧で美しいというだけでなく、使い勝手がとてもいいからです。日本製品の生産者は、製品を製造するにあたり、お客さん本位に、細かい點まで検討し盡くしているのです。

一つの例を挙げましょう!先日、私は何人かの友達と日本人の先生と一緒に遊びに行きました。晝食の時間、友達はソーセージを出しました。しかし、ソーセージの包裝には開けるための切り口がなくて、どのように開けるのか全く見當がつきませんでした。歯を使ってかんで開けると不衛(wèi)生だし、みっともないことです。それに、そのときは誰も刃物は持っていませんでした。結局、その頑固な包裝を開けることはできませんでした。

そのとき、日本人の先生は「もしも日本の製品なら、絶対にこのようなことが起きるはずがない。ほとんどの人は屋外で食事をする時、手元に道具がないでしょう?生産者はそのことを知って、必ず包裝に切れ込みを入れるでしょう」と言いました。私は深く共感しました。日本製の食品を手にしたときは、毎回決まって「小さな切り口」を見つけることができます。日本における商品生産者の、お客さんに対する細やかな思いが、このような些細な形狀に現(xiàn)れています。

中國でも、製品を作るにあたり、この小さい切り口をつけようと思えば、すぐにつけられることでしょう。しかし、それをなぜしようとしないのでしょうか。私は、ソーセージを見るたびに情けなくなります。こうした例から分かることは、日本の民族はやはり多くの點で、私たち中國人にとって、學ぶに値する多くの美徳を持っています。

いま、私たちは「長所を取り入れ、短所を補う」精神が必要です。私たちは謙虛に、教えてもらう心を持って、相手の優(yōu)秀なところを學び、自分の欠點を補うことで、今後の進歩が期待できると思います。生産者が消費者の立場に立った製品を作ることで、消費者は初めて金銭の額に見合う商品、サービスを享受したと実感できるからです。(編集/北田

※本文は、第六回中國人の日本語作文コンクール受賞作品集「メイドインジャパンと中國人の生活」(段躍中編、日本僑報社、2010年)より、杜紹春さん(大連交通大學)の作品「メイドインジャパンから學んだこと」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報社の許可を得て掲載しています。

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