Record China 2015年3月24日(火) 8時56分
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23日、日本に桜の季節(jié)が訪れたことで、広東省スワトウ市から日本に向けて出発するツアーが人気を博している。寫真は大坂城。
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2015年3月23日、日本に桜の季節(jié)が訪れたことで、広東省スワトウ市から日本に向けて出発するツアーが人気を博している。今年は桜の季節(jié)以外でも、日本に旅行する人の數(shù)が明らかに増加傾向にある。その主な要因は、中國人向け観光ビザ発給要件の緩和と円安の影響だ。これが、日本旅行を高級志向の消費から大衆(zhòng)消費へと変化させている。中國新聞社が伝えた。
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周辺國への海外旅行に比べて、日本旅行はこれまで一貫して高級志向の旅行商品だった。ツアー料金から見ても、東南アジアや韓國に比べ、日本旅行の費用は一回り高い。かつては日本旅行といえば、1萬元(約19萬3000円)近くはかかるものだった。オフシーズンでも、少なくとも5000元(約9萬7000円)から6000元(約11萬6000円)は必要だった。それに比べて韓國やタイはオフシーズンであれば約1000元(約1萬9000円)ですむ。出費の差は明らかであり、ほとんどの人にとって日本旅行は手が屆かない存在だった。その上、以前は日本の観光ビザを取るのは、周辺國に比べてずっと難しく、資産が足りない人や収入が不安定な人にとって、日本のビザを取得するのは非常に困難だった。そのため、多くの人は「貧乏旅行」で日本に行きたいと思っても、行くことができなかった。
しかし、昨年から日本旅行は雲(yún)の上の存在から手の屆くところにまで降りてきた。オフシーズンの日本旅行は約3000元(約5萬8000円)からの価格帯が登場し、ハイシーズンの旅行料金もオフシーズンの料金に近づいた。庶民的な価格に惹かれ、多くの人が日本旅行に行く計畫を立てている。このほか、団體ツアーのビザでも、今では煩雑な手続きが少なくなり、一般の家庭でも少し準備さえすれば、大多數(shù)の人がビザを取得することができるようになった。もはや日本旅行は高嶺の花の高級志向の消費ではなくなっている。
日本旅行の価格が下がった主な要因に、急速な円安や、ビザの発給條件の緩和により、高級志向の消費者層が日本に何度も個人旅行に行くようになったことがある。2015年1月19日から、日本は中國人向け3年の観光マルチビザの発給條件を緩和し、高所得者層の訪問地制限を撤廃、ビザの有効期限を3年から5年に延長した。このため、多くの旅行社が高級志向の消費者向けのオーダーメイド旅行や獨立したチャーター便のツアー路線を企畫している。
また、昨年10月から始まった新たな消費稅免稅制度によって、日本でのショッピングは便利で手頃になった。日本旅行に出かけた汕頭市の人々にとっても、ショッピングは旅行に欠かせない一大要素となっている。免稅販売の対象となる消耗品は、従來の家電製品や衣料品に加え、食品や飲料品、化粧品、薬品、タバコなどに拡大し、多くの商品の免稅後の価格は國內(nèi)の類似商品よりずいぶんと安くなった。さらに、免稅手続きの簡略化により、免稅商品の受け渡しにかかる時間も少なくなった。スワトウ市の人々が日本へ行って購入するものは、主に小型家電製品や化粧品、日用品となっている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤)
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