日本最大の軍艦「いずも」就役、中國専門家「戦略上は対中抑止にならない」―中國紙

Record China    2015年3月26日(木) 20時20分

拡大

26日、日本メディアによると、海上自衛(wèi)隊最大の軍艦「いずも」が25日正式に就役した。海上自衛(wèi)隊最大の艦艇だ。

(1 / 4 枚)

2015年3月26日、日本メディアによると、海上自衛(wèi)隊最大の軍艦「いずも」が25日正式に就役した。排水量約1萬9500トン、全長248m、最大幅38m、建造費用約1200億円。いずもは海上自衛(wèi)隊最大の艦艇だ。また、「いずも」の甲板は艦首から艦尾まで続き、ヘリコプター5機が同時に発著艦できるだけでなく、陸上自衛(wèi)隊が導入する新型輸送機MV22オスプレイも搭載できる。環(huán)球時報が伝えた。

その他の寫真

海軍軍事學術研究所の張軍社(ジャン?ジュンシャー)研究員によると、「いずも」は戦略上は対中抑止能力を持たないが、戦術上は中國の潛水艦部隊に一定の影響を與える。また、指揮艦、兵力輸送艦として、自衛(wèi)隊の海上作戦能力向上にとって大きな助けとなる。

中國の軍事専門家、李傑(リー?ジエ)氏によると、日本の海上部隊の総合能力は主に3方面からなる。第1に対潛作戦能力。日本側は中國の潛水艦の増加、特に原子力潛水艦の増強に対する防備と懸念を隠していない。第2に島礁攻防作戦能力。「いずも」就役後、日本はこうした大型軍艦の運用を比較的重んじる可能性がある。第3に日本の海上交通ラインの防衛(wèi)だ。第1、第2面の能力は中國の海上権益維持活動と密接に関係し、「いずも」の就役は將來中長距離海域での日中の潛在的対抗に影響を與えるだろう。

「いずも」は軽空母と紙一重の差しかないとの指摘がある。李氏はこれについて「正確に言えば、『いずも』は日本が空母発展へのニーズと潛在能力を備えていることを物語っている。その就役過程からもこの方向への発展の可能性を検証できる。だが現(xiàn)在の機能と位置づけから言うと、やはり総合作戦能力の向上だ?!氦い氦狻护蠎殛L機が障害なく発著艦できる設計で、甲板も一定の耐熱性を備えるが、実際に空母として長期運用するには、甲板が戦闘機の発する熱に耐えられるか否かなど、やはり改造が必要だ」と指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜