2015年3月31日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、中國(guó)の海南省で行われたボアオ?アジアフォーラム2015年度年次総會(huì)に出席した福田康夫元首相は29日、メディアに対して、「日本政府も積極的に情報(bào)を収集して、中國(guó)が主導(dǎo)するアジアインフラ投資銀行（AIIB）に參加するかどうかを決定すべきだ」と述べた。

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福田元首相はAIIB設(shè)立の主旨に理解を示し、「アジアにはインフラ投資の需要がある?，F(xiàn)在の（國(guó)際金融）メカニズムでは対応できなければ、インフラが不足する國(guó)の建設(shè)の歩みが遅れることになる」と述べた。また、ボアオ?アジアフォーラムの理事長(zhǎng)でもある福田元首相は、「日中関係は徐々に改善に向かっている」との見(jiàn)方を示した。

福田元首相の発言に対し、日本政府は積極的な反応をみせていない。菅義偉內(nèi)閣官房長(zhǎng)官は30日の記者會(huì)見(jiàn)で、40を超えるエコノミーがAIIBへの參加を表明したことについて、「AIIBが公正なガバナンスを確立することができるのか。債務(wù)の持続可能性を無(wú)視した貸し付けを行うことで、他の債権者にも損害を與えることにならないのかという懸念がある」として、日本の參加には慎重な考えであることを改めて強(qiáng)調(diào)した。

日本の慎重な姿勢(shì)は世界各國(guó)の意欲と鮮明な対照を成している。インドネシア紙ジャカルタ?ポストの30日付報(bào)道では、創(chuàng)設(shè)メンバーとしての參加申請(qǐng)の締め切りが近づくと、各國(guó)は爭(zhēng)うように參加を表明した。28日だけでロシア、ブラジル、オランダ、デンマークなど數(shù)カ國(guó)が相次いで參加の意志を表明。その前日にはグルジア、トルコ、韓國(guó)が申請(qǐng)を提出した。ボアオ?アジアフォーラムに出席したスイスの政府関係者も興味があると発言し、北歐諸國(guó)がこれに続く可能性が高まった。29日までに42カ國(guó)が參加したか、參加を申請(qǐng)しており、世界の主要エコノミーの中で參加を申請(qǐng)していないのは米國(guó)、日本、カナダだけになった。

日本では、世界の多くの國(guó)と歩調(diào)を合わせないことで日本が孤立するのではないかとの懸念が高まっている。日本紙は、日本は不在のままでいいのか、関與のあり方を考えるべきときだと報(bào)じた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）