2015年4月3日、ロシアメディア?スプートニクは「日本は軍事力増強(qiáng)で中國(guó)に対抗、アジアは不安定に」と伝える記事を掲載した。

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モスクワ國(guó)際関係大學(xué)元學(xué)長(zhǎng)で、軍事政治研究センターのアレクセイ?ポドベレズキン所長(zhǎng)は、日本の軍事力増強(qiáng)はアジア太平洋地域の安定を損ねることになるとして、以下のように述べた。

「日本の軍事力増強(qiáng)は、2つの狀況が原因となっている。まず、米國(guó)がアジア太平洋地域に同盟を構(gòu)築し、軍事行動(dòng)への積極的參加を求めていることだ。これは中國(guó)に対抗するためのもので、ベトナムやフィリピンが引き込まれようとしている。2つ目は、アジア太平洋地域へのロシアの影響力の拡大に関連している。かつて、同地域でのロシアの貿(mào)易額はわずか1％で、ロシアの影響力はほとんど存在しなかった。だが、ロシアは極東地域に注目し、東部発展のための資金を拠出している。実質(zhì)的に、ロシアは押しも押されもせぬアジア太平洋地域のメンバーになりつつあり、その中には同地域における軍事的プレゼンスも含まれる。日米が自國(guó)の地位を強(qiáng)化しようとするのは當(dāng)然のことで、両國(guó)はアジア太平洋地域に新たな力の中心が現(xiàn)れれば、影響力の配分が変わってしまうことを理解しているのだ。こうした諸々の事情によって日本は軍拡競(jìng)爭(zhēng)へと駆り立てられ、ローカルではない、世界的な軍事大國(guó)へと変化しつつある。

アジアで起こっている変化は、日米に不利にはたらき、中國(guó)とインドを利するものだ。政治と経済のパワーに劇的な変化が起こり、ゲームのルールまでもが変更されようとしている。もちろん、ゲームのルールについて共通認(rèn)識(shí)を持つことはできる。米、日、中、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナムが交渉によって安全保障システムを構(gòu)築するのだ。だが、交渉のメカニズムは往々にして機(jī)能せず、米國(guó)は軍事力によって経済的、政治的影響力の低下を補(bǔ)おうとしており、それによって地域の情勢(shì)はさらに激しく変化していくことは間違いない。

ポドベレズキン氏は、日本が米國(guó)の同盟國(guó)、あるいは獨(dú)立して自國(guó)の軍事力を強(qiáng)化した場(chǎng)合、アジア太平洋の安定と安全レベルを引き下げてしまう責(zé)任を負(fù)うことになると指摘している。（翻訳?編集/岡本悠馬）