2015年4月3日、中國のネット上に「日本人の慎重さと真面目さ」と題したスレッドが立ち、有名人の名言を交え、日本についてつづっている。以下はその概要。

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第2次世界大戦後、日本の経済狀況は中國よりも悲慘だったと言っても過言ではない。そんな中で、わずか數(shù)十年で世界の強國にまで上り詰めたのはなぜか。その大きな原因の1つが日本人の真面目さと慎重さだろう。これは中國人の弱點でもある。

2008年5月、來日した胡錦濤（フー?ジンタオ）國家主席（當(dāng)時）は早稲田大學(xué)での講演で、「明治維新以降、日本人は努力して世界の先端技術(shù)を吸収し、それが今日の日本を築き上げた。中國人もこれを見習(xí)うべきだ」と述べている。

小澤征爾氏が1994年に遼寧省瀋陽市で現(xiàn)地の楽団を指揮したエピソードからは、日本人の真面目さを垣間見ることができる。當(dāng)時生まれ故郷である瀋陽を訪れ、現(xiàn)地の楽団を指揮することになった小澤氏は、なかなか上達(dá)しない奏者が涙ながらに「ごめんなさい。ほかの人を起用してください」とあきらめても、「君ならできる。あともう少しだ」と優(yōu)しく語り掛け、最後まであきらめることなく彼らを指導(dǎo)し続けた。

さらに、魯迅はかつて、中國人が學(xué)ぶべき日本人の長所はその真面目さだと語り、中國人のいい加減さを治す薬だと指摘している。（翻訳?編集/內(nèi)山）