2015年4月3日、中國には資産が5億元（約96億円）を超える富豪は一體どれくらいいるのだろうか。中國民生銀行と胡潤研究院の胡潤百富ランキング擔(dān)當(dāng)部門は2日に北京で「2014?2015年中國超高額資産群の需要の調(diào)査研究報告書」を発表した。それによると、中國には資産が5億元を超える超富裕層は約1萬7000人おり、その資産を合わせると31兆元（約595兆円）になる。一人あたり平均は18億2000萬元（約349億5000萬円））で、企業(yè)のオーナーが多いという。北京青年報が伝えた。

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同報告書によると、超富裕層の84％は男性で、平均年齢は51歳、40?59歳が主流を占める。學(xué)歴は博士が5％、高卒以下が6％、大學(xué)院卒が42％、大卒が47％。生活習(xí)慣をみると、余暇は読書、旅行、家族でのイベントに充て、毎年平均22日間の休みを取り、平均睡眠時間は平日は6．4時間、週末は6．5時間だ。

地域分布をみると、北部と東部に多く、北京市、広東省、上海市、浙江省の占める割合が高く、いずれも10％を超える。所有する企業(yè)の約6割が上場しており、國內(nèi)上場率は70％を超える。所屬する産業(yè)は製造業(yè)、不動産業(yè)、TMT（科學(xué)技術(shù)、メディア、通信産業(yè)）が多く、約半數(shù)を占める。サービス業(yè)、投資、重工業(yè)、製薬業(yè)、エネルギー産業(yè)の占める割合も高い。

調(diào)査研究の結(jié)果、超富裕層は企業(yè)の経営環(huán)境に楽観的な見方をしており、約半數(shù)が今後3年間に企業(yè)の資金調(diào)達(dá)をめぐる利便性、総合的な経済情勢、起業(yè)家の社會的地位はさらによくなると考えていることがわかった。企業(yè)の収益力に対する見方は相対的に保守的で、43％が現(xiàn)狀維持と答え、23％が悪化すると答えた。

超富裕層の8割以上が、將來的に海外投資のニーズがあると答え、現(xiàn)時點では約半數(shù)が海外投資を行っていた。海外投資の目的では企業(yè)の國際化と資産の配分によるリスクの分散が多く、國際化が49％、リスク分散が46％を占めた。海外投資で直面する最大の問題は、投資のリスク評価と現(xiàn)地の法律?稅金政策を理解することで、リスク評価が49％、政策理解が47％を占めた。銀行とソーシャルネットワーキング?サービスが海外投資情報を入手するときの第一のルートで、それぞれ29％を占めた。超富裕層は慈善活動の中心でもあり、平均寄付額は平均資産額の1．6％にあたる2800萬元（約5億4000萬円）に上った。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）