知られざるニセ薬の世界、流通量の10％が実はニセモノ！―中國(guó)紙

2007年8月15日、中國(guó)紙『第一財(cái)経日?qǐng)?bào)』は世界で販売されている薬の約10％がニセモノだという衝撃の調(diào)査結(jié)果を報(bào)道した。

【その他の寫真】

同紙によると、現(xiàn)在、世界の醫(yī)薬品市場(chǎng)の約1割がニセモノの薬によって占められているという。しかもその販売額は年13％と急速に成長(zhǎng)しており、正規(guī)品に占めるニセモノの割合は年々増加していることがうかがえる。

中國(guó)醫(yī)薬協(xié)會(huì)の朱長(zhǎng)浩（ジュー?チャンハオ）副會(huì)長(zhǎng)によると、ニセモノの薬に関する正確な統(tǒng)計(jì)が中國(guó)にはないものの、大手製薬會(huì)社の有名商品などを中心に幅広く存在することは間違いないという。全國(guó)でニセモノの薬に関する案件は35萬(wàn)件以上が摘発されており、企業(yè)に課せられた罰金額は39億元（約620億円）に上ると言われている。製薬會(huì)社は偽造防止のためのシールや包裝を工夫しているものの、それもあっという間にコピーされてしまう。そのためにニセモノ防止の決定打がないのが現(xiàn)狀だ。（翻訳?編集/KT）