2015年4月8日、海上自衛(wèi)隊最大の軍艦「いずも」が先月25日に仰々しく就役し、國際的に幅広く注目された。ロイター通信は日本の海外での軍事作戦能力拡張の「高度に目立ったシグナル」だと指摘した。軍事サイト「Konas」は「いずも」戦闘群による竹島武力奪取に韓國は対抗するすべがないとの懸念を示した。（文：趙軍［ジャオ?ジュン］海軍裝備研究院研究員。中國青年報掲載）

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　「いずも」はそれほど戦闘力があり、空母戦闘群を抑え込むことができるのだろうか？データを見てみよう。

■「いずも」艦隊の攻撃防御能力

遠(yuǎn)洋作戦で、「いずも」艦隊が空母戦闘群を「迎撃」する事態(tài)が生じるかもしれない。われわれの想定では、空母戦闘群は水上艦、攻撃型原潛、艦載機(jī)部隊で編成?！袱い氦狻古炾牑稀袱い氦狻剐汀ⅰ袱长螭搐Α剐?、「あたご」型、「あきづき」型、「たかなみ」型、「むらさめ」型など8艦で編成され、F35B戦闘機(jī)12機(jī)、早期警戒ヘリ4機(jī)、哨戒ヘリ8?9機(jī)を搭載する。

まずF35Bの哨戒能力を見てみる。早期警戒ヘリは脅威の方向へ100から200km前に出て早期警戒?偵察を行う。F35Bの一部も200?300km出て空中パトロール任務(wù)を擔(dān)う。F35Bは各回2機(jī)がパトロールし、2機(jī)が甲板で待機(jī)した場合、1日に各機(jī)2?3回飛行し、パトロール時間は4?6時間、甲板での待機(jī)時間も加えると1日の任務(wù)遂行時間は8?12時間にも達(dá)する。F35B戦闘機(jī)中隊が空中防御圧力に耐えるのは困難で、ましてや進(jìn)攻的作戦行動を行う力はない。

次にF35Bの対艦攻撃能力を見る。護(hù)衛(wèi)艦群が主要防御任務(wù)を擔(dān)う場合、哨戒に當(dāng)たるのは少數(shù)のF35Bと早期警戒ヘリで、6機(jī)のF35Bを?qū)澟灩膜顺鰟婴扦?。雙方の艦隊が600km離れている場合、F35Bは各機(jī)空対艦ミサイル「JSM」2発、中距離空対空ミサイル「AIM-120」2発を搭載して出撃。攻撃目標(biāo)との距離180kmの時點(diǎn)で、JSM12発を発射して帰航する。12発のJSMは高度50?60m、速度M0．9で進(jìn)むが、攻撃目標(biāo)との距離約40kmで、空母戦闘群の艦対空ミサイル數(shù)十発に2回迎撃されて戦果を挙げない。

次にF35Bの空中交戦能力を見る。6機(jī)のF35Bが高度5000mでひそかに侵入するが、攻撃目標(biāo)との距離約250kmの時點(diǎn)で、空母戦闘群側(cè)の早期警戒ヘリに発見され、空母から艦載戦闘機(jī)8機(jī)が緊急発進(jìn)する。F35BはJSM発射後、帰航途中で追尾する空母戦闘群艦載戦闘機(jī)による護(hù)衛(wèi)艦群への攻撃を防ぐため、折り返して空中で交戦する。雙方の距離が80kmの時點(diǎn)で、F35BはAIM-120計12発を発射?？漳笐殛L群側(cè)の艦載戦闘機(jī)はこれに気づき、すぐに速度M2で近づき、30秒後に50kmの距離でF35Bを発見。ただちに中距離ミサイル30発余りを発射して反撃する。

最後に「いずも」艦隊の対空防御能力を見る。雙方の艦隊の距離が400?500kmの時、空母戦闘群は長距離対艦ミサイル10數(shù)発を発射して「いずも」艦隊を攻撃する。

艦載レーダーの探知距離、ミサイルシステムの反応時間、ミサイルの発射間隔、連続照射誘導(dǎo)などの制約から、対艦ミサイルとの距離20km余りの時點(diǎn)で「あきづき」「たかなみ」「むらさめ」「いづも」型軍艦が艦対空ミサイル30発余りを発射し、効果的な反撃を1回行う?！袱长螭搐Α剐亭取袱ⅳ郡础剐亭暇嚯xが近すぎて迎え撃つことができない。最終的に対艦ミサイル數(shù)発が護(hù)衛(wèi)艦群の反撃と電子妨害を突破して目標(biāo)に命中する。

以上のことから、空母戦闘群が「いずも」艦隊との戦いで全面勝利を収めることがわかる。艦対空ミサイルはJSMの迎撃に成功し、性能で敵を制する。艦載戦闘機(jī)はF35Bと互角だが、數(shù)で敵を制する。超音速対艦ミサイルは護(hù)衛(wèi)艦群の対空防御を突破し、スピードで敵を制する。

「いずも」艦隊が空母戦闘群に打ち勝つというのが荒唐無稽な話であることは明らかだ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤）