中國の溫室効果ガスは“寶の山”？！排出権取引ビジネスが活発化―湖北省

中國で、國內(nèi)の溫室効果ガスの削減枠を外國企業(yè)などに売る、いわゆる排出権取引ビジネスが活発化している。2007年8月16日、湖北省科學(xué)技術(shù)庁は、取引により年3．1億元（約50億円）の収入が見込まれると発表した。

こうしたビジネスは、京都議定書に盛り込まれた溫室効果ガスの削減プランに沿ったもの。例えば、先進(jìn)國の企業(yè)が発展途上國で溫室効果ガスの削減事業(yè)を行うと、その削減分を「排出権」として獲得でき、自國の削減分としてカウントされる。こうした仕組みの中で、中國國內(nèi)で余っている「排出権」を環(huán)境技術(shù)に優(yōu)れた外國企業(yè)に買い取ってもらう動(dòng)きが活発化している。

湖北省では、先端的な環(huán)境保護(hù)技術(shù)を?qū)毪筏堪k電所建設(shè)など19のプロジェクトが実施されている。これらによる溫室効果ガスの削減効果が國連で承認(rèn)されれば、削減した二酸化炭素1トンあたり約10ドル（約1200円）の価格で先進(jìn)國に販売することが可能となる。計(jì)畫では年間で150萬トン以上を削減する予定で、すでにイタリアの電力會(huì)社と5年契約を交わし、年3．1億元の収入を見込んでいる。

工場煤煙などによる大気汚染が社會(huì)問題化している中國では、溫室効果ガスの削減枠も膨大なものになると見られ、外國企業(yè)を巻き込んだ排出権取引ビジネスが“寶の山”と熱い注目を集めている。（翻訳?編集/KT）