2015年4月13日、日本華字メディア?日本新華僑報(bào)は「日米防衛(wèi)協(xié)力の狙いは中國(guó)への対抗」と題する記事を掲載した。14日付で中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

新任のカーター米國(guó)防長(zhǎng)官が9日、日本を離れ韓國(guó)へ向かうと、日本メディアは、間もなく改正案が確定する日米防衛(wèi)協(xié)力のための指針（ガイドライン）に、宇宙空間での日米協(xié)力の拡大が盛り込まれる予定だと報(bào)じた。中國(guó)への抑止力強(qiáng)化がその狙いだ。だがこうした措置はアジア太平洋情勢(shì)をかき亂し、軍備競(jìng)爭(zhēng)を招きかねない。いずれの國(guó)にも利點(diǎn)はないだろう。

日本メディアによると、中谷元?防衛(wèi)相とカーター氏は、宇宙空間における安全保障協(xié)力を強(qiáng)化するため、防衛(wèi)當(dāng)局間の作業(yè)部會(huì)を新設(shè)することで合意した。

12日付の日本メディアは「日米が宇宙監(jiān)視で情報(bào)を共有し 抑止力向上図る」と題した記事で、27日に改定する日米防衛(wèi)協(xié)力のための指針（ガイドライン）で新設(shè)する宇宙分野での協(xié)力に関し、不審な衛(wèi)星や「宇宙ごみ」を探知?識(shí)別する宇宙狀況監(jiān)視（SSA）の情報(bào)共有を明記する方向で調(diào)整に入ったと報(bào)じた。また、海洋進(jìn)出だけでなく衛(wèi)星攻撃兵器（ASAT）の開(kāi)発など宇宙での活動(dòng)も活発化させる中國(guó)を念頭に置き、抑止力向上を図るとも伝えている。記事では、陸?？栅舜韦啊傅?戦場(chǎng)」と呼ばれる宇宙空間をめぐっても自衛(wèi)隊(duì)と米軍の連攜が強(qiáng)まり、軍事的一體化が加速することになると指摘した。

宇宙空間での日米協(xié)力の矛先が、主に中國(guó)に向けられたものであることは明らかだ。カーター氏の訪日に伴い、日本メディアは再び「中國(guó)脅威論」を公然と吹聴しはじめた。

日米の「被害妄想」は最近、深刻の度合いを増しているが、宇宙空間での日米協(xié)力には別の意図があるのかもしれない。

日本メディアもこの點(diǎn)を意識(shí)している。米國(guó)は冷戦時(shí)代、いわゆる「スターウォーズ計(jì)畫(huà)」により當(dāng)時(shí)のソ連を追い詰めた。日米防衛(wèi)協(xié)力のための指針（ガイドライン）に盛り込まれる內(nèi)容は、あたかもその複製品であるかのようだ。

宇宙空間での協(xié)力は、米軍當(dāng)局が米議會(huì)から予算をより多く引き出すためのものであり、日本にもその一部を負(fù)擔(dān)させようとするものでもあるという見(jiàn)方がある。日本政府も、大いなる「中國(guó)脅威」を利用して米國(guó)との軍事同盟関係を深め、國(guó)內(nèi)で軍事力強(qiáng)化政策を推し進(jìn)める必要がある。

だがこうした措置は、アジア太平洋情勢(shì)をかき亂し、軍備競(jìng)爭(zhēng)を招きかねず、いずれの國(guó)にも利點(diǎn)はない。加えて、米國(guó)が日本の軍事力の発展を支援し続けるなら、結(jié)果としてアジア太平洋地域のパワーバランスは失われることになるだろう。米國(guó)が提唱する「アジア太平洋リバランス」戦略に逆行するものでもある。（翻訳?編集/柳川）