2015年4月15日、日本の會社員が殘業(yè)文化と決別する。それは、簡単なことではない。今月初旬、日本政府は管理職以外のホワイトカラーの労働時間規(guī)制を適用除外にする「高度プロフェッショナル制度」を?qū)毪筏俊竸簝P基準法改正法案」を閣議決定した。これは、職場環(huán)境を改善し、業(yè)務効率を高め、日本人が徐々にサービス殘業(yè)をしなくてもすむようにするための施策の一つだ。しかし、この目標を?qū)g現(xiàn)するのは容易なことではない。環(huán)球時報が伝えた。

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■日本政府、「殘業(yè)禁止」を推進

日本政府は「殘業(yè)問題」に対して多くの措置?政策を採っている。報道によると、安倍首相は公務員に模範を示すことを求め、「夏の生活スタイル変革」を推進するほか、政府各部門の職員に朝方勤務と早期退庁を奨勵している。また、職員の業(yè)務効率を高め、超過労働の問題を改善するため、厚生労働省は率先して職員の殘業(yè)を禁止する取り組みを始めた。退庁時間になると、総務部はオフィスの主電源を切り、強制的に職員を退庁させる。このほか、社內(nèi)LAN?インターネット環(huán)境を利用して、「フレックスタイム制」を?qū)毪工肫髽I(yè)もますます増えている。

■一生懸命働いても、仕事効率は低い

殘業(yè)は日本特有の企業(yè)文化であり、生活スタイルだ。日本では、殘業(yè)は「勤勉」と見られ、毎日遅くまで殘業(yè)をしている人は出世のチャンスや稱賛を得やすい。また、「集団主義」文化は、自分の仕事が終わった後も、上司や同僚の仕事が終わるのを待って一緒に退社させることを従業(yè)員に強いる。しかし、一生懸命働いても、業(yè)務効率は低い。2013年、日本の時間當たりの労働生産性は41．3ドル（約4900円）で、ノルウェーの半分にも至っておらず、OECD加盟34カ國中20位だった。オーストラリア主要紙のオーストラリアン電子版は、「日本人が仕事熱心なのは世界的にも有名だが、効率の低さや官僚スタイルも同様に有名だ」としている。

長時間殘業(yè)によって日本の出生率も下がっている。分析によると、多くの女性の社會的活躍は殘業(yè)によって阻まれている。長時間労働は女性に子育てと仕事の両立を不可能にさせている。母親は往々にして仕事を辭めざるを得ないか、最初から子供を作らないことを選択する。また、一般的に、日本の父親は家庭教育において役割を擔っていない。そのため、日本政府は少子化対策の中に、6歳未満の子供を持つ男性が毎日平均2時間の育児?家事の時間が確保できるようにする「ワークスタイル変革」に向けた取り組みを盛り込んだ。

■殘業(yè)との決別は、経済発展を促す傾向にある

日本企業(yè)（中國）研究院の陳言（チェン?イエン）執(zhí)行院長は、「第2次安倍內(nèi)閣が発足してから、國民生活と企業(yè)効率の問題が重視され始めた。現(xiàn)時點では、日本政府の殘業(yè)構造改革への決意は比較的固いように見られるが、まだ改革の余地もある。例えば、企業(yè)の課長以上の管理職や、年収1000萬円以上の人の殘業(yè)は労働時間規(guī)制の適用除外になっている。日本社會のエリート層はより多くの責任を負うべきだからというのがその理由だ」と説明する。

陳言氏は、「多くの大企業(yè)の従業(yè)員は晝間やるべき仕事を夜に持ち込んで殘業(yè)している。集団性が重んじられる日本の社會では、集団的行動に合わせて、仕事が終わっても、退社しない人もいる。しかし、現(xiàn)在、多くの若者は「殘業(yè)文化」を受け入れられなくなってきている。一方、中小企業(yè)における殘業(yè)は仕事が終わらず仕方なくするものだ。全體的に見れば、殘業(yè)との決別は、日本企業(yè)の経済発展を促す傾向にあると言えるだろう」と分析する。

中國社會科學院日本研究所の盧昊（ルー?ハオ）氏は、「日本のビジネス文化や企業(yè)內(nèi)部の環(huán)境は、今でも伝統(tǒng)の慣性が非常に強く働いている。集団を尊重し、體系の中の自分自身の役割を気にする日本人からすると、仕事は社會的な尊厳をもたらすもので、殘業(yè)は福利の意味だけでなく、評価や重視を受けることを意味する。そのため、政府の強制的な政策が短期間內(nèi)に日本人の「殘業(yè)文化」を変化させることは非常に難しいと思われる。しかし、別の面では、大きな社會環(huán)境と世代交代が、「一生懸命働き、徹底的に會社に盡くす」という舊時代の精神をぐらつかせ始めている」という見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤）