2015年4月15日、新民週刊は「なぜ韓國で女性の地位は向上しないのか」と題する記事を掲載し、韓國人女性の現(xiàn)実を紹介した。

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儒教思想の影響を受けた韓國は、かつてはアジアで最も厳しい家父長制を持つ國で、社會生活の端々に男尊女卑が見受けられた。現(xiàn)代化が進(jìn)むにつれてこの伝統(tǒng)も薄れ、今では樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)という初の女性リーダーも登場。しかし、韓國社會には依然、女性を軽視する風(fēng)潮が殘っている。

韓國は歴史的にも男女の比率が極めて不均衡で、09年に発表された新生児の男女比率に関するデータで、韓國は134カ國中115位と男女のバランスの悪さが突出した。また、韓國の成人3500人を?qū)澫螭?2年に実施された調(diào)査では、82％の女性が「性差別が存在していると思う」と回答。特に経済的な面で差別を感じるという人が多かった。

経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）のデータによると、11年の韓國の女性の給與は男性より39％少なく、男女間の給與格差は調(diào)査対象となった28カ國の中で最も大きかった。11年前の給與格差（40％）がほとんど改善されていないという狀況だ。OECDは「韓國の女性は男性とほぼ同等の教育を受けているが、経済活動への関與は20年前のレベルだ」と指摘。韓國の労働市場の発展が女性の學(xué)歴向上に追いついていないと説明している。

韓國の女性の大學(xué)進(jìn)學(xué)率は1990年の31．9％から2010年は80．5％に引き上がり、米國の73％など先進(jìn)諸國を大きく上回るまでに向上したが、経済活動への関與率は49．9％から54．5％に伸びただけだ。高等教育を受けた女性に活躍の場がないのは國にとって巨大な浪費(fèi)となっている。政治參加についても、09年の地方選挙で當(dāng)選した女性議員は23％と06年の14．5％から大幅な伸びを示したが、10年末の女性國會議員は全體の14．7％にとどまった。當(dāng)時(shí)の世界平均は19．1％で、韓國は155カ國中、80位という結(jié)果だ。

企業(yè)の幹部に占める女性の比率も低く、これには出産や育児のために退職せざるを得ないという狀況が原因となっている。12年の調(diào)査では4大銀行の行員の半數(shù)を女性が占める一方、上層管理職については20分の1という結(jié)果だった。女性の家事負(fù)擔(dān)は男性よりはるかに重く、共働き世帯で女性が家事をする時(shí)間は1日平均3時(shí)間27分と男性（同42分）の數(shù)倍に達(dá)し、女性の自由時(shí)間は男性より約1時(shí)間短いという結(jié)果が出ている。（翻訳?編集/野谷）