2015年4月17日、90年代の中國(guó)市場(chǎng)で絶好調(diào)だった日系企業(yè)は今や求人活動(dòng)に苦戦している。ソニーは數(shù)年連続で巨額の赤字が続き、パナソニックは中國(guó)唯一のテレビ工場(chǎng)を閉鎖し、シチズン広州は「繰り上げ解散」に至った。環(huán)球時(shí)報(bào)の記者が第18回「日系企業(yè)就職合同面接會(huì)」を取材したところによると、給與水準(zhǔn)の低さが日系企業(yè)の中國(guó)における求人活動(dòng)を困難にする最大の要因となっている。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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北京の某旅行社で10年勤める男性の王さんは転職を考え中で、「入社1年目で給與が低いのならまだ分かる。その後毎年増給するものの、上げ幅があまりに小さく、10年働いていまだに月8000元（約15萬(wàn)3000円）」と嘆く。「それに比べて、日本人社員は毎月の家賃だけでも約2萬(wàn)元（約38萬(wàn)3000円）、子どもの學(xué)費(fèi)も會(huì)社が負(fù)擔(dān)している」と不平をもらす。

今年3月に日本の大學(xué)で修士號(hào)を取得し帰國(guó)したばかりの孫月（スン?ユエ）氏も、中國(guó)國(guó)內(nèi)の日系企業(yè)の待遇に不満を持つ一人?！付愐挨?000元（約9萬(wàn)6000円）で、手元に入るのは4000元（約7萬(wàn)7000円）足らず。海外で大學(xué)院まで出てこの待遇は到底受け入れられない。これでは北京で暮らせない」と驚きを隠さなかった?！溉毡兢扦纤搅⒋髮W(xué)に入學(xué)していた。2年間の授業(yè)料だけで200萬(wàn)円近くかかった」と孫さん。

北京の某日系ヘッドハンティング會(huì)社の女性の陳さんによると、「日系企業(yè)が中國(guó)市場(chǎng)に進(jìn)出したばかりの90年代、數(shù)千元の給與は中國(guó)人にとって非常に魅力的だった。しかし、十?dāng)?shù)年経った今でも同じ待遇では決して多いとはいえないだろう」と話す。人材紹介會(huì)社の英創(chuàng)人材サービス（上海）有限公司北京支社仲介事業(yè)部マネージャーの劉晶（リウ?ジン）氏によると、「日系企業(yè)の學(xué)部卒と修士卒に対する待遇差は500元（約9600円）から1000元（1萬(wàn)9000円）程度しかない」と明かす。

また、一人っ子政策の緩和の影響を受け、多くの日系企業(yè)が女性の採(cǎi)用を避ける傾向にあることが記者の調(diào)べで分かった。劉氏によると、約7割の日系企業(yè)が採(cǎi)用情報(bào)に「男性?xún)?yōu)先」を求め、中には「男性のみ」希望を明記する企業(yè)もあるという。とりわけ、「単獨(dú)二孩」（夫婦の一方が一人っ子の場(chǎng)合、2人目の子供の出産が認(rèn)められる）政策が施行されてからは、「女性社員が産休を2回とることへの懸念や、子育ての負(fù)擔(dān)増からくる仕事への影響を懸念するようになっている」と話す。大學(xué)卒業(yè)後に某日系自動(dòng)車(chē)メーカーで働いて6年目の李欣（リー?シン）氏は、「昨年末に子どもを出産した。日系企業(yè)は女性の昇進(jìn)が難しく、今後の発展に期待が持てない」と不安をもらした。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/IM?編集/武藤）