2015年4月20日、韓國のテレビ局KBSが、労働者を保護する立場の勤労監(jiān)督官が「労働者は奴隷と変わらない」と発言したことを報じ、韓國のネット上で波紋が広がっている。

【その他の寫真】

韓國?金海地域のインターネット回線敷設(shè)を行う労働者たちが數(shù)カ月前、半年以上未払い狀態(tài)の給與支払いを求めて勤労監(jiān)督官に陳情に行った。その際、労働者を保護すべき立場にある擔(dān)當(dāng)官が「労働者の立場は奴隷的性格を多分に持っている」と発言。さらに、「労働者も賃金分の労働を提供しないといけないという考えを持っていることを考えると、現(xiàn)在の労働法は昔の奴隷（制度）の一部を改善しただけ。実際、雇用主は金を払ってこれを買っている」などと述べた。

同局のレポーターが発言の意図を確認するために電話で確認したが、歯切れの悪い回答しか得られなかった。陳情に訪れた労働者8人は関連勤労監(jiān)督官を職務(wù)放棄の疑いで検察に告発する予定だという。

この報道に、韓國のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「そうだ、韓國では99％が奴隷だ」

「まあ別に否定はしないが、あなたの上司もあなたを奴隷として扱うだろう」

「言っていることは正しいが、労働者を守る立場の者が言う言葉じゃない」

「この発言が本心でないことを祈る」

「擔(dān)當(dāng)官はその奴隷を守る義務(wù)があるのに、どういうつもりだ」

「こいつもどうせそのうち切り捨てられる。同じ奴隷だ」

「おまえたちは『奴隷』であるわれわれの稅金から給料をもらっている。奴隷の奴隷じゃないか？」

「勇気ある発言だ。拍手を送る」

「この言葉が厳しい現(xiàn)実を簡潔に表現(xiàn)している」

「時代狀況を正確に把握していらっしゃる。セヌリ黨の雇用労働部長官に推薦したい」（翻訳?編集/三田）