日本と韓國で対照的な整形の動機=日本は「普通になりたい」、韓國は「ヒロインになりたい」―中國メディア

Record China    2015年4月23日(木) 8時1分

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22日、整形大國として知られる日韓両國は、これまでずっとこの分野におけるアジアの先駆者だった。中國はこの2カ國の整形ブームの消費者としての役割を擔っており、その重責は日増しに強まっている。資料寫真。

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2015年4月22日、整形大國として知られる日韓両國は、これまでずっとこの分野におけるアジアの先駆者だった。中國はこの2カ國の整形ブームの消費者としての役割を擔っており、その重責は日増しに強まっている。韓國の國會保険福祉委員會が発表した統(tǒng)計によると、13年に韓國の美容整形外科醫(yī)を訪れた外國の患者は2萬4075人に上り、そのうち、中國人患者が占める割合が最高で、全體の67.6%(1萬6282人)に達している。騰訊網が伝えた。

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■日本の整形の美學

文化人類學者の川添裕子氏は著書「美容整形と<普通の私>」の中で、日本人が整形を好む背景にある心理について探求している。川添氏は、日本人の整形の動機は他國とは出発點が大きく異なると指摘する。一般の人は、スタイルや外見を良くするために整形を行うが、日本人の目的は自分を「普通」にすることだという。

川添氏は多くの人にインタビューを行った結果、日本で美容整形を受ける女性は、意外にも「普通ではない」「人と違う」「標準的ではない」などの理由から目を二重にする、鼻を高くする、豊胸するなどの美容整形を受けていることがわかった。

これと関連して、日本人の整形に対する心理は、簡単に言えば「秘密」がキーワードとなる。日本では、整形がごくありふれた現(xiàn)象となっているにもかかわらず、美容整形を受けた大部分の人は、その事実を誰にも打ち明けずに秘密にする。このような心理狀態(tài)は上述した「普通の外見になりたい」という心理に通じている。これは、まさに平均化された社會の基準に溶け込むことを心から望み、異端分子として孤立することを避けたいとする心理狀態(tài)であり、絶対的な両面性を反映している。このため、美容整形手術を受けたことを非常にプライバシー性の高いことだと考えるのは、當然のことだ。

■韓國の整形の美學

川添氏の調査によると、韓國の女性はいわゆる日本の女性の「普通」を追求して整形手術を受ける動機とは全く異なり、童話の中のヒロインになりたいという考え方だという。ソウルのある女子大學で行われた調査によると、整形手術を受けた200人の被調査者の中で、大部分の人が動機について、「自信をつけたい」「きれいなりたい」「魅力を高めたい」などと回答しており、「普通になりたい」と回答する人は1人もいなかった。

日本と対照的な狀況は、整形をどのように見ているかを表している。韓國の女性は日本の女性とは真逆で、相対的に自分が整形したことを周囲の人に臆せずに話し、整形をまったくタブー視していない。同じ美容整形大國である日韓両國の間には、整形の美學の考え方に大きな違いが存在し、背景にそれぞれ異なる表現(xiàn)様式や規(guī)範意識があることがここから見てとれる。(提供/人民網日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤)

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